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そして第2子の時も、またもや産院探しだったけど

第2子の出産もまた、受け入れてくれる医療者探しとなった。

第1子の時の産婦人科さんが、お産をやめてしまって婦人科だけになってしまったので。

ただ、前回と違い、今回はすでに一度経験しているので気持ち的にはそう大変ではなかったと思う。

どういう経緯でそこの産院になったかは、もう遠い記憶でうろ覚えだが。。。そこの院長先生はすんなりと私の要望を聞いてくださった。それは、前回、経験があるということもさることながら、今回もバースプランははっきりとしていたので、それについて心配もされていなかったのだろう。いや、あるいは私の予定日あたりは自分は夏休みで出かけるのであまり興味がなかったのかもしれないが~(笑)。

ただ、ありがたかったのは、お産の時に当直の年配の女医さんと、ベテランの助産師婦長(当時は師長ではなく婦長という名称)は、バースプランを尊重してくださった。

今回も水中出産だったので、自分でプールを持ち込み給水の設備も整えてお産に臨むのだが、基本、場所をお借りしてお産をしたという感じだった。

ただ、私としては、当たり前に、何処でもお産の時に必要とあれば、望むお産ができるというあたりまえの市民権を獲得できることが大事だった。

それは、水中出産であろうと同じだった。ただ、ここでいう、水中出産とは決して水の中(水中に)赤ちゃんを産みだすことを本来の目的のだ1とはしていない。(WaterBirthとは、水を使ったお産と言う意味である。)



だから、

設備がないので~~

やったことがないので~~

どうやるかわからないので~~

という理由はすべて自分で解決できる知恵と技量がすでにあったのでそこはもう気楽だった。だって、第2子で、私がかかわった水中出産は3例目になっていたから。そして、2例のお産から気づいた点もあり、自分なりの仮説と研究で見えてきたものがあったので心配な要因はなかった。

実際、第2子のお産は破水から始まったが、羊水もきれいで胎児の心音もよく、私の体力も問題なく、一晩たって本格的に陣痛が付いてきて、夕方には、経産婦の経験から、子宮口が全開になり産道に赤ん坊が下りてくるのがわかったので、別室で(多分その日は休日だったので)待機していた女医さんと助産師さんに「もう、生まれますよ」と伝えて、と伝言を頼んだ。来てもらって何かしてもらいことはなかったけれど、一応、生まれることをお伝えしておこうとは思ったので。1回目にそれを伝えたときに、まだ生まれないわよ~と誰かに行ったらしいが、私は前回の経験から、最適なタイミングで水中に入るとお産が促進されることがわかっていたので、再度、生まれることは伝えておいてと伝言した。(そして自分で内診もして児頭がどの位置に来ているかもわかっていたので)

ようやく、二人が来た時には排臨も発露も終わり、頭は出たところだった。お二人は『あら、出た。』とは言ったが、「自分でします」ということを理解されていたので、静かに見守っていてくれた。大変ありがたい対応だった。

そうして、4㎏越えの第2子が誕生したのだった。会陰の裂傷もなく、とても穏やかなお産だった。長男はお昼寝中だったけど、赤ちゃんを見るといっていたので出るときに起きてお産に立ち会った。静かに、ぼーっとしてみていたようだった。


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昨日の息子の誕生日に当時のことを~



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