正常なお産と難しいお産の見極めつく!?
お産、誰とお産をしますか?
赤ちゃんを誰と一緒に迎えますか?
お産の時に、赤ちゃんの父親の両親が、生まれる前にいそいそとやってくる。
あるいは産む本人の母親が、今か今かという感じでやってくる。
あるいは、産む本人の独身の妹が、やってくる。
みんな、楽しみにやってくる。そして、『いつ生まれるだろう~!?あと何時間かな~?夕方までに生まれれば。。。』とか。
そうすると、お産ってなかなか進まなかったり(笑)。
では、お産の時に本当は誰にいてほしくない!?(あくまでお産の時)
誰にいてほしいですか?
こんな例がありました。
『夫婦二人で海の見えるコテージでお産します。』と、夫は新米の精神科医(産科の経験はありません)、妻は初産です。
さて、どうなったでしょうか?
イメージが先行していて、妊婦の身体ができていない。お産の流れや、自然なお産をリアルに知らない。身体の声を聴くつもりが夫の主導になって聴こえない。
後々、産んだ本人がこういいました。誰か、お産をよく知っている人がやはりいてほしかった。
いろいろな夫婦の形がありいろいろなお産の形がありますが。。。
たまに、
自然志向、あるいは、オーガニックな持続可能な生き方を目指してあこがれてイベントなどで、勝手に自分たちだけで産みましょう!みたいな集まりなどをして盛り上がっているところがありますが。。。。
実際、それをしますか?
本当に産科医や助産師は必要ないですか?
助産師は必要ないのですか?
助産師や産科医は敵ではなくて産む人の見方のはずなんですが。。。。
自分たちだけで産むのがいいとも悪いとも言いませんが、命かけれますか?
医療者がいてもいのちの責任は医療者ではなく産む人にあると思っています。正常なお産か、もしかしたら、医療の介入があったほうがトラブルなく赤ちゃんが生まれる可能性があるということの見極めがつきますか?
医療者が、お産にかかわるということはこの正常かそうではないかに見極め判断ができることが大事です。(たまに心もとない方にも出会いますが。。。)
そして、望むお産について話をできますか?信頼関係を築くためにどうしますか?
そして、望んだお産になった時に、たぶん、医療者は静かに見守っていてくれるでしょう。それは、昔、「バース リボーン」というイギリスのBBCの番組をミシェル・オダン医師とその助産師をとったドキュメンタリーのように。
ミッシェル・オダン氏からの生テープから起こしたバースリボーンの映像(日本語訳付き)は、ご希望があれば見れます。
その時、『何もしてくれなかった』とは、ならないでしょう。「静かに見守ってくれてありがたかった。問題なくお産はできた。」と、なるでしょう。
まだまだ、この話は続くよ~、今日はここまで。
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