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ぼくは魔法使いになりたかった(全52話)

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お金もない、力もない。 そんな自分にも夢があった。 人をたすけたい。 魔法が使えたら出来る? ゲーム世界で極めた絶大な魔法力。 役にたつ世界なんてあるの? ちょっとだけ働きながら…
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#龍

ぼくは魔法使いになりたかった45

マゥーロィウナクティエ=竜もどき(正確には竜に思えるほどの魔法力のある妖精族をさす)

スゴいな長い名前だけど、この国や世界にいるために、土龍につけられた。拘束力はない。アダ名みたいなものだけど契約には名前が絶対必要。

正式に契約し、この国の大魔法使いの称号を得た。俸給は破格、何かあれば呼びつけられるらしい。無いことを祈る。

気になってるよね。なんで、竜の子が隣国に現れたか、最初はラウルと一緒

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ぼくは魔法使いになりたかった43

なんでここにいるのかな?

隣国のナウルはなにも答えない。

「今まで気がつかなかったが・・・」ぼくに糸がついているらしい。意識して見ようとしないと見えない。

「これで貴方に着いてこれたようだ。」解除呪文をつぶやく。

キーン???おや魔法の擦れたような音に龍たちは驚きを隠せない。

「おやおや、」

「へぇ、これは可愛い坊やのしわざなの?」美しき怖い女性が微笑む。

なんだか嬉しそうな二人にな

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ぼくは魔法使いになりたかった42

毎日の日課、家の前の掃除。

今日は、4ゲスト。

少ない方だ。ラストは、諸国連合部隊かなと思う大所帯。珍しい組合せの魔法できた。
土魔法で防御、火魔法で攻撃。

???・・・龍の属性魔法ばかり、バカなのか?それとも、ハデな魔法使いたいのか?MPに自信がない?

心で呼び掛ける。こいつに見覚えがある。捕まえたいけど、手伝ってくれるか?

(ずいぶん、エラソーね。お願いだったら、聞いて上げるわよ。)

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ぼくは魔法使いになりたかった41

ぼくは、しぶしぶ魔法協会に連絡した。

所属の国、属性、師事した魔法使い、などから事細かに聴かれた。

ほとんど答えられない。

仕方ないな、全部なし。違った火魔法使いだから、属性は火。それだけ伝える。

龍人たちは傍観してる。隣で思いきり笑うだけ笑ったら、真面目な顔で言われた。これからが大変だそうだ。

この経緯のあとだから・・・この兵士たちは、ぼくに話があるのかな?国王の呼び出しできたらしい。

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