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着ぐるみを作る②

こんばんわ。栄養九太郎です!
今日もインスタでの育児イラスト連載に向けて
とにかく考えまくる日々を過ごしています。

気が付けば9月も後半、あっというまですね。
12月からの飼育?育児?イラストエッセイ連載を勝手にスタートさせようと計画してまして、それに向けてあたふた、ジタバタ、おどおど、してるわけですが…今日は着ぐるみを作る話です。

着ぐるみを作る話、続き

実は着ぐるみを作る計画は最初から決めていた。
イラストでも実写でも活躍するマルチなキャラクターを目指したいと思ったからだ。
そういった経緯を3日前に書いた

で、いまは製作してくれる会社さんと何度か打ち合わせしている。
最初は個人で着ぐるみを作ることに、めちゃくちゃ驚かれたが…沢山お話させてもらい、今は色々と教えてもらいながら打ち合わせを進めている。
ゆるキャラではなく、カッチカチのカタキャラを作ろうとしてるから、僕がどうしても譲れない部分が多くて、金額が膨らんでいく日々だ。
そのほとんどが特別な材料費だ。
通常の着ぐるみ制作では使わない素材や仕様になると、テスト費用も含めて少し金額が上がってしまうといったところなのだ。

例えば…これ、

ボアサンプル

着ぐるみのサンプル生地だ。
ボア生地やファーと呼んだりするそうだ。
これがもじゃ君(仮)の体になる。体毛だ。

いろいろはるく1

もじゃ君の印象が決まる。
とても重要な素材だ。これはあくまでサンプルで一色だけだが、何色か混ぜることもできる。

画像9

通常、生地は既製品を使うらしい。
だけど、既製品は色がどうしても限られてしまう。毛足が長いものだと種類も少ない。もじゃ君(仮)は茶色っぽい設定だが、茶色だと各社1色か2色あるくらいだ。
毛の色にこだわりたいので生地屋さんに自体を小ロットで作ってもらうところから始める。
(えー、たいへん)
この後は色の検討→多色ボア生地のサンプル制作→検証、発注→小ロット生産といった流れだ。
というわけで…
多色サンプルを作る前に色を自分で検討している。


サンプルのサンプルを自分で作る⁈

自分の中でも、もじゃ君の体毛イメージを固めるためにサンプル生地をつくる前段階の作業を自分でやる。

これ↓↓

毛糸玉

毛糸です。
これを使って検討用のサンプルサンプルを自作します。
10cmくらいの長さに切って揃えて…

毛糸1

これを一本づつ、ほどきます。
毛糸って大体が細い3本がまとまって太い1本になってるので、それをバラバラにします。
一本ずつ、全部やると…
こうなる↓↓

毛糸②

もじゃもじゃだ。可愛い!
ここまででもすんげー大変。
ここからこのもじゃもじゃをクシで梳く。
すると、こうなる↓↓

毛糸3

もじゃもじゃのふわふわ。可愛い!!

いや、これ簡単そうに紹介したが
とにかく大変。
1本の毛糸を…3本に…

画像7

それのあとひたすらクシで梳く。
クシも使い分けると毛が抜けにくかったり綺麗にほぐせたりするので、都度持ち変えて梳く。

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ペット用も使う。ペット用はキレイになるけど抜けやすい。

一つの毛糸だけでなく何色も試す。
ここにあるのは、一部だ。

毛糸

もう体毛なんて、なに色でもいいんじゃね?
…という言葉が出てきそうになるのをグッと堪えて黙々と作業を続ける。
色を混ぜたりもする。発注リミットが迫っているので、検証繰り返す毎日だ。

毛糸ばっかり

もちろん、
毛だけではなく他の素材の検証や3Dモデルでのフォルム検証もしている。

着ぐるみ開発_200925

こんなこともやりながらオリジナルキャラクターもじゃ君(仮)を作っている。着ぐるみ開発の話はまだまだ続くので、今後も楽しみにしていただきたい。

ここで問題発生!

そう。いま重大な問題が発生している。
着ぐるみが完成しても、中に入ってくれる人のあてがないことに気が付いた!
もじゃ君の身長は150㎝くらい。ぼくは無理だ。
小柄な女性が適任なんだけど…そのことを忘れていた。
完全に忘れてた!
もういっそ、中に綿でも詰めようかとも思ったけど、それじゃあもうただのぬいぐるみだ。
着ぐるみを作る意味がない。なんとか頑張って探そうと思う。

九太郎、ここはジタバタチャンスだ。
頑張れ。人を探すんだ。
小柄な女性だ。150㎝の人なら男性でも良いけど。
さあ九太郎!ジタバタしてみせろ!いけ!


今日も最後まで、ありがとうございました。
少し決めたことがあるんですが…
この毎日noteもう少し短めに投稿しようと思ってます。
(先週から短くするって言ってた)
(やってないのはお前だ、九太郎)
(あと、別にそんな宣言いらない)
(勝手に短くして)

毎日、気軽に読んで頂きたいという想いと、
文才なさすぎてnoteの作業時間が長くなってしまうので
短く簡潔にするようにします。

…と言いながら今日も長くなりました。
いつもありがとうございます!

ではまた明日。

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