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【自己犠牲】あの人からの連絡が怖い。関係を切りたいのに、LINEをブロックできない心理について解説

「ブロックすればいいと頭で分かっていても、、指が動かない!」
「連絡が来るのが嫌なのに、どうしてもブロックのボタンが押せない」


こんにちは、あやなです☆

この記事を読んでいるあなたは、LINEでブロックしたい相手がいる、もしくは上記のような状況で困っていないでしょうか?
今回の記事では、なぜそのようなことが起こるのか、裏側でどのような心理が働いているのかについて解説していきます。

モヤモヤしている方は当てはまる原因が見つかるかもしれませんので、是非最後までご覧頂けますと幸いです。


「ブロックしたい意思」の確認

ブロックしたいのにできない状況に陥っていると、
「あれ、、、もしかして、私って本当はこの人とまだ繋がっていたいが本心なんじゃないの?」と思うかもしれません。
もしかしたら、ブロックしたい気持ちとしたくない気持ちが半々であったり複雑な気持ちだと感じるかもしれませんが、
相手から連絡が来た時に、あなた側に以下のような反応があれば、
まず「もうこの人から連絡を貰いたくない」「もうやり取りしたくない」が深層にある本心でしょう。

身体は正直です。
まずは、自分の身体の反応から本当の気持ちを認識しましょう。

・その相手から連絡が来た時に、嬉しいと感じない
┗むしろ「げっ…」と感じる。イライラする
┗ご飯に誘われたりすると、面倒くさいと感じる
・相手が自分の都合ばかり考えていて、自分が道具か何かとして都合よく扱われていると感じる
・相手から連絡が来ないかどうか、ビクビクしている
(来たら嫌だなぁ…という気持ちがある)
・LINEの通知のアイコンを見た時点で、もう中身を見たくないと感じる
※その他、ムカつく、イライラ、うんざり、不安、焦り、憂鬱などのネガティブな感情が湧く場合。

ブロックできない理由

ここからは、ブロックができない理由として考えられることを挙げていきます。

1. その人との繋がりに何かしらのメリットを感じているから

魂で「繋がっていたい♡」ではなく、完全に頭でその人と繋がっていることで「何かメリット(利益)があるかも…?」と考えて、ブロックできないパターンです。

「会うといつもご飯を奢ってくれるから」(お金)
「ある専門知識を持っているから」(本やネットでも学べるんじゃない?)
「自分のことを評価してくれる人だから」(承認欲求)

果たしてそれは、この自分が嫌な気持ちになってでも、得る価値のあるものでしょうか?
或いはその人からでなくても、自分で自分を満たしたり、他に得る方法はないでしょうか?

2. 性格的に「共感力」が強い

性格テストのストレングス・ファインダーの中に「共感性」という資質があります。
共感性を上位に持っている人は、感情が豊かで、他者が置かれている状況を自分に置き換えて、相手の気持ちを察することに長けています。

あなたが共感性上位の場合は、人が喜んでいたり楽しんでいる様子を見ると、自分まで嬉しくなる半面、相手が落ち込んでいたりネガティブな感情に沈んでいる場合は自分の気持ちまで引っ張られてしまうことがあるので、ポジティブなエネルギーに触れていることが大切です。

ブロックしたいと感じる人を、「可哀そうだ」「ブロックされたと知ったら悲しむだろうな…」などと感じていませんか?
このままでは嫌いな人との付き合いを、モヤモヤを抱えたまま嫌々続けることになってしまいます。
ここでは共感性の能力を弱めるか一時封印し、自分の望みに集中することが必要かもしれません。

3. 自分の気持ちよりも、他人の希望を優先してしまう性格

自尊心や自分に対する評価が低く、「自分には価値がない」という感覚がどこかにあり、自分よりも相手の希望や依頼、気持ちを優先してしまうパターンです。
何度断っても、ご飯にしつこく誘ってくる図々しい人の餌食になりやすいタイプでしょう。
自尊心が低かったり無価値感を感じる人は、幼少期に親から精神的な寄り添いを得られなかったり、虐待されていたケースが多いです。
大人になった今、インナーチャイルドの声を聴き、自ら自分に寄り添ってあげましょう。

4. 承認欲求を満たしたい

「承認欲求」は、誰にでもある欲求であり、これを否定せよと言うつもりはありません。
上司からの評価を上げることを目標として、仕事に一生懸命取り組むことは悪いことではありません。
ただ、いつも人の顔色ばかり窺って生きるのは、他人軸の人生であり、大変不自由な人生です。
あなたの気持ちは、一体どこに行ってしまったのでしょう?

アドラー心理学の教えでもありますが、
あなたは他人の期待に応えるために生まれてきたのではありません。
他人の期待など、満たす必要はないのです。
自分が「ああしたいな」「こうしたいな」と思う気持ちを満たすような生き方を始めましょう。

5. 嫌われるのが怖い

約500万年前にアフリカで誕生し、そこからつい1万年前まで狩猟採集社会で生きてきた人間は、本来集団で協力して暮らす生き物です。
狩猟採集時代は群れから外れること=「死」を意味していました。
なので、他者から嫌われることを怖いと感じるのは当然なのです。

ただ、現代ではインターネットなどの技術が発達し、一人だからといってそのまま死に直結することはありません。
(「孤独」が健康に悪い影響を及ぼすことは分かっているようです)
むしろ、嫌われるのが怖くて必要性のない苦しい付き合いを続けることは、
ストレスの増大に繋がります。

その人との関係は、あなたが生きていく上で不可欠なものですか?
他者から「嫌われること」を恐れず生きることで、自由になれることもあります。

ブロックの基準となるチェックリスト

✓その人との関係は、あなたの人生において不可欠ですか?
✓もしもその関係がなくなったら、何に困りますか?
✓関係を切れないのであれば、連絡や会う頻度を減らせますか?

この質問に対する答えの他に、上に挙げた2~5に該当し、
純粋に好き!というような気持ちではなく、お金や名誉などの外的な要因や、
他人軸(自分ではなく相手の希望や依頼を優先している)で嫌々渋々付き合っているのであれば、ブロックするのが健全であると言えます。
自分のエネルギーが下がる自己犠牲的な付き合いは必要ありません。

最後に

一緒にいて疲れる、退屈、楽しくない、ネガティブなエネルギーを貰ってしまう、都合よく扱われているようで悲しい、などの気持ちになる「自己犠牲的」で自分が「消耗する、擦り減る」関係には終止符を打ちましょう。

嫌われるのが怖かったり、承認欲求を強く求めている方は、アドラー心理学を学べる「嫌われる勇気」を読んでみることもお勧めです。

一緒にいて楽しい、満たされる、(否定や批判をされたり、競争せずに)自分らしくいられる、互いを高め合い、尊重し合える人間関係だけ大切にできれば十分ではないでしょうか。

他人にとって都合の良い人間ではなく、自らの親友であれますように。
それではまた👋


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