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読書日記。ソコレの最終便

 本を読みましたので感想を書きたいと思います。「ソコレの最終便」という作品です。ソコレとは装甲列車の略称です。装甲列車とはいかに。そうあの天空の城ラピュタで海賊に追われるパズーたちの前に現れた列車を思い浮かべる方が多いかと思います。あの黒メガネたちを乗せてきた列車です。あれを見たとき私はフィクションだなーまさかこんなものが実在するなんて思いませんでした。だって戦車のように装甲があり、大砲がついたものが線路の上を走るなんてにわかにも信じがたいですもの。それが大人になって実在したことを知ったとき本当に驚きました。同時に列車砲も知りなんだか大変興味を抱いた気を区があります。
 そんな私の前にこの本が現れました。書店で表紙を見て即買い。早速開いてみるとそのまるで列車が走るようなスピーディーなストーリー。満州の地を冒険させてくれるそんな小説です。もちろん装甲列車だけではなく登場人物も人間味があります。
 感想というより装甲列車の話になってしまいましたね。でもこの本に一度乗車したら面白くて降りられないのは事実です。作者は防衛大学出身ということでミリタリーの描写が豊かです。ミリタリー好き歴史好きにはおすすめの一冊になります。

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