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本の学び

『きみの隣で』益田ミリ


益田ミリさんの本は
深い


親の理想の職業に就き
親の理想の結婚を
勧めてくる母親

親を悲しませたくない
思いと
親の束縛から
抜け出せない葛藤


”ヒナちゃんの
ためと思って”
P21


“疲れた•••
でも
心配して
くれてるんだし”
P22


◯◯ちゃんのため
心配してる•••

コレって
ほんとうのほんとうは
誰のためなんだ???


一方

“それにしても
のん気だわねぇ

お母さんが
ひとり旅って”

“太郎くん
淋しがってないの?”


“年に一度
自分のおこづかいで
海外旅行するって
公言してるから”
P122


そうだよ
母親って
何もかも我慢して
全てを子育てに
注ぐ人
じゃないよ

ひとりの“人”としての
人権があるよ


舞台は前作の
『週末森で』
と同じ
森の中

お母さんになった
早川さんが
早川さんのやり方で

友達との関係
子どもとの関係
夫との関係
親との関係
などなど

森の植物の習性を
人に応用して

いろんな気づきを
与えてくれる


”子供はかわいいです

でも
生きがいではない
気がします

生きがいは

ひとりひとり

自分の中にしか
ないんだと思うんです”
P135


お母さんになっても
名言を生み出してた


再読したばかりの
『心の磨き方』で
まさに
わたしが今年の
課題にしてる

まずは自分自身を
大切にすること

相手と自分の領域を
明確に分けること

相手の感情に
巻き込まれないこと
など


早川さんは
ほんわか
語ってくれる


けっして
押し付けがましくない

なので

癒しを求めるときは
さらっと読み流しても
良いし

心がなにかを
求めているときには
じっくり読むと

じんわりと
考えるヒントを
与えてくれて

なるほどね

そっと
気づかせてくれる

益田ミリさん
深い♡

益田ミリさんは
『嫌われる勇気』
アドラー心理学を

”素”で
されてる感じ
(わたし個人の感想)

大好きな
大切な本だ

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