あお

2回の流産、2年の不妊治療を経て、7回目の体外受精で遂に妊娠。 安定期を迎え喜びも束の間、妊娠25週で子宮頸がんが発覚。 28週で帝王切開と当時に広汎子宮全摘術、のちに放射線治療と抗がん剤治療を受けたアラフォー女子。

あお

2回の流産、2年の不妊治療を経て、7回目の体外受精で遂に妊娠。 安定期を迎え喜びも束の間、妊娠25週で子宮頸がんが発覚。 28週で帝王切開と当時に広汎子宮全摘術、のちに放射線治療と抗がん剤治療を受けたアラフォー女子。

最近の記事

がん闘病記#8 手術事前説明

ここまで、妊娠24週で大量出血し、切迫早産の疑いから入院、色々な検査の結果、子宮頚がんを宣告され、妊娠28週4日で手術することが決まったことまで書きました。 今回は、手術の3日前にうけた事前説明について書いていきます。 主人との再会入院27日目(手術3日前)、手術内容の事前説明ということで、久しぶりに主人と会えることに。産科では本来面会NGだが、今回は状況が状況なのでということで、特別に配慮してもらえたそうだ。 コロナ禍なので簡易の防御服(ブルーのビニールかっぱのような

    • がん闘病記#7 入院生活前半戦〜大量出血と輸血〜

      ここまで、妊娠24週で大量出血し、切迫早産の疑いから入院、色々な検査の結果、子宮頚がんを宣告されたところまでお話ししてきました。 この時点で妊娠25週5日。 1ヶ月以内の手術がマストと告げられてから、いつ手術するのか、赤ちゃんは無事に埋めるのかということばかりを考える日々が続きます。 産科、婦人科、NICUが連携する大手術のため、手術日の調整に時間がかかったようで、結局転院から2週間経とうとするときに、妊娠28週4日で手術することが決まります。その時既に手術まで2週間を切

      • がん闘病記#6 がん告知② 治療方針の決定

        ここまで妊娠24週での大量出血、切迫早産での入院、子宮頚がんの疑いから大学病院に救急搬送された経緯までを書いてきました。 今日はその続きから。 執刀医となる教授に診察していただき、治療方針が決定します。 治療方針の決定転院3日目。 教授が直々に診察してくださると言うことで、朝から婦人科に呼ばれる。 大学病院はさすが大きい総合病院なので、産科と婦人科が別になっており、私が入院しているのは産科。ただし、病状から当然婦人科を切っても切り離せず、赤ちゃんの成長度合いやお腹の張り

        • がん闘病記#5 救急搬送とがん告知①

          妊娠24週で突然の大量出血があり、切迫早産の疑いで緊急入院。 妊娠23週で行った子宮頸がん検査の結果が判明し、「classⅤ(浸潤したがん)」だったということと、腫瘍外来の先生の見立てから、妊娠30週で帝王切開する可能性が出てきたことまで書きました。 赤ちゃんはNICUに入院する必要があるということで、〇〇大学病院への受入れを相談することに。 今回はその続きから。 第1次入院生活 後半戦入院5日目(祝日)点滴再開 前日にMRIを撮る際、張り止めの点滴を外し、開放的にな

          がん闘病記#4 発覚まで③~腫瘍外来と検査結果~

          こんばんは。 3日坊主にならずにnoteを続けることができました。 noteを始めて、あんなに衝撃的だった出来事も、時間の経過とともに記憶が薄れていることを思い知りました。来月から復職も決まっているので、時間があるうちにどんどん書いていこうと思います。 ここまで妊娠24週目で大量出血し、切迫早産の疑いで緊急入院した経緯を書いてきました。 今回はその続きから。 腫瘍外来入院4日目。 週に1回の腫瘍外来があるということで、診察を受ける。 先生「確かに、子宮の入口に結構大き

          がん闘病記#4 発覚まで③~腫瘍外来と検査結果~

          がん闘病記#3 発覚まで②~検診結果~

          こんにちは、あおです。 妊娠25週で子宮頸がんが発覚するわけですが、前回は妊娠24週で突然の大量出血があり、切迫早産の疑いで緊急入院した話を書きました。 今回はその続きから。 主治医の診察 入院生活3日目。 今日は主治医の先生が出勤しているので、詳しく診察してもらうことに。 実は5年前にチョコレート嚢胞の摘出手術をしてもらい、1回目の妊娠では流産を見届けてもらい、私からすると絶大な信頼を置いている先生。 チョコレート嚢胞の摘出手術が35歳の時。 その時は、術後に卵管

          がん闘病記#3 発覚まで②~検診結果~

          がん闘病記#2 発覚まで①~突然の大量出血~

          さてさて、一昨日から始めたnoteですが、まずはがん発覚まで何があったか。 あまりに突然の出来事でしたが、今思えば‥という症状もあったので、詳しく書き残していこうと思います。 突然の大量出血3連休の最終日、夜の21時過ぎ。 主人とソファでテレビを見ていた時だった。 (うーん、なんか子宮のあたりが嫌な感じ・・) トイレに行ってみると・・・ ぎゃーーーーーー!!!なにこれ!!! 突然の大量出血。 血の塊のようなゼリー状のものもボトッと落ちる。 主人に助けを求めてリビングに

          がん闘病記#2 発覚まで①~突然の大量出血~

          妊娠中に癌になりました

          noteを書いてみようと思ったきっかけ。 子宮頸がんになった。 毎年人間ドックを受け、子宮頸がん検診を受け、念のため腫瘍マーカー検査を受けていた。 つい半年前に受けた検診結果は「異常なし。2~3年は検査しなくてよい。」 それでもなった。なっていた。 タイミングが最低だった。 発覚が妊娠25週目に入ったところ。 つまり、妊娠して初めて病院を受診する際に受ける諸妊婦検診もパスしていた。 正確には「懸念有り」になり、精密検査に回り、結果”子宮ポリープ”と診断されていた。 年齢

          妊娠中に癌になりました