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『過食が治ったらやりたいこと』

正直いって、この非嘔吐過食との毎日につかれている。
落ち着いたと思えば、悪化、悪化。また、ほんの少し落ち着いたかと思えば、悪化、悪化、悪化。
波を繰り返しながらよくなる、どころか、波を繰り返しながらじわりじわりと悪くなっている。
そんななか、体重は減らず、毎日を「過食をしたかしないか」で数え、ちょっとだけ我慢できてもすぐに水の泡。
正直、明日が来るのが怖い。だって、明日もしてしまったら?明日乗り越えたとして、あさっては?その繰り返し。

なので、少しでも「過食をしたかしないか」で毎日を数えるのをやめてみる。いや、これまでもしてこようと頑張ってきているけれど、なかなか実を結ばない現状にある。
こればかりは試してみるしかないのだ。ということでこれも一つの実験で、またしても実を結ばないかもしれないけど、まあその時はその時、いろいろ試行錯誤して頑張ってるね私、と言ってあげたい。

どうして過食を治したいのか、治したらどうなれるのか

まず、いつも「過食を治したい」と考えているけれど。
具体的に「なぜ」「治ってどうなるか」を、もう一度整理してみる。これは、わたしが「治りたい」という気持ちを失わないため。

<どうして治したいのか/治ったらどうなるか>
・太ることが怖いから

→過食がひどくなった後に体重増加が顕著になったので、過食が治まればその分は戻るよね、という期待。もしくは、過食が治まれば、太っちゃっても運動や適切な食事制限で、ボディメイクはしやすくなると思う。
過食しながら『痩せ』を目指すのは、あまりにもコスパが悪い
・お金が飛ぶように消えてなくなるから
→本日、友人との外食代は1,500円。
一方、その後一人で飲み直して、コンビニで過食材を買ったときに出ていったお金が3,000円。こんなのを週2~3重ねていくうちにお金が無くなり、体型云々に加えて「経済的圧迫」の恐怖も最近重なりつつある。
・健康への被害が怖い
→昨年10月、過食が悪化してからの血液検査の結果が急に悪くなった。
私の家系は糖尿病を患っている人が多いので、正直、純粋に怖い。
・食事を楽しめないから
普段の食事は気にせず楽しもう!と思うようにしても、どうしても意識して本当に食べたいものが食べられない。最近は大好きなひとり飲みをするたび過食をするので、おちおちお酒も飲めない。
また、普段の食事でも、過食しているときの自分の状態を思い出して、心臓がキューとなり、不安で不安で消えたくなる。食べてるときは、あんなにハイになってるくせにね。

治ったらやりたいことと、今のままでもできること

次に、治ったらしたいことを考えてみる。「それは本当に治らないとできないのか?」も添えて。ついでに、過食が治らなくてもできることで「やりたいこと」もならべてみる、せっかくなので。

・痩せて細くなりたい。かわいいあの人みたいに、薄~~~い体になりたい。(少なくとも過食のうちはできない)
→これこそが摂食障害の原因だってわかっているけど、憧れは憧れなので仕方がない。私の眼には、顔もかわいくて薄くて、どんな服でも映えるあの人のスタイルがどうしようもなくうらやましい。
・ぴったりした服、スタイリッシュな服が着たい(治った方が幅は増えるけど、今でもできる)
→『痩せ』にこだわっているからそういう服が着たいのか。私にはもはや判断がつかないけれど、シンプルで、ぴったりとした白シャツにスキニーが映える服装が好きだ。
というか、自分の顔タイプ的に、かわいらしい・緩い恰好はあまりにあわない、格好いい服装のほうがあっている、と思っている節がある。
これは、体型を隠す服装や、自分に似合う服のタイプを探す、姿勢に気を遣う、などである程度できると思う。
・食事を楽しむ(過食が治らなくてもできる可能性は0ではないけど、摂食脳のままでは難しいかも)
→今日も過食してしまうかも。これ食べたら太るかな。昨日過食しちゃったから今日は外食の予定だけど楽しめないな。天気が悪くて調子が悪い…強化食するかも…
過食の時以外の食事は全力で楽しもう!過食したって気にしない!って思えればできるかもしれない。ただ、食事に罪悪感を持つこと、人前でじょうずに食べられないこと自体が摂食脳の思考の一つだと思うので、今のままの私には少しハードルが高いかな。
・ワーキングホリデーに行く(過食のままでもできるけど、治してからのほうがメンタルヘルス的にはベター)
→これがどうして過食にかかわるかというと、私の過食が急激に悪化したのが、2か月間のドイツ勤務にあたっての最中だったから。憧れのドイツ暮らし、ドイツでの仕事。そこで悪化して一気に3㎏太って、苦い思い出になっちゃったの。悔しいね。
メンタル的にもかなり落ち込んだ。だから、治らなくてもできるけど、治らないまま行くのは正直少し怖い。
・イラストを使って何かを発信する(治さなくてもできる)
→技術的には足りないけど、大好きな『絵を描くこと』で何かを発信したり、単純に好きなことを表現したいと思っている。
・英語ペラペラになる(治さなくてもできる)
→急に解像度が低くなってアホっぽくなった。
今は英語を使う機会があっても、なんとなくの知識で乗り切っているところが多い。文法、語彙力のベースを鍛えて、それこそ通訳できるくらい自由に意思疎通できるようになりたい。というか、外国語(とそれにまつわる背景文化)を知ることが好きなので、外国語で仕事を出来るようにしたい。…ペラペラになるというよりそっちだな。
・ドイツ語の試験(Goethe)でC1をとりたい(治さなくてもできる)
→独検準一級はだいぶ昔にとったけど、GoetheやTelcなどのドイツ語技能試験は受けたことがなく、留学中にB1+を修了しましたよ~というレベル。
なので、まずはB2(いや、相当前だからB1からか?)の試験を受けるところからなんだけど、めざすならC1持ってます!って言ってみたいよね…と思うなどしております。
・奇抜な髪色にしたい(治さなくてもできる)
→会社の偉い人がいいよって言ってたから、今月中に美容院に行こうと画策中。

まとめ

もう少し、やりたいこと出てくるかな~と思ったけど、意外と出てこなかった。
本当は、「やりたいことがこんなにある!そして意外と治らなくても今からでもできるね!過食から違う方向を見て楽しんでいけば、気づけばなくなっているかもよ!あはは!」などと言いたかったけれど、現実はそんなに甘くなかったね。あはは。

でも、すくなくとも「治さなくてもできる」ことは4つ見つかったし、この記事は「やりたいこと」が見つかり次第どんどん更新していくつもり。
あとは、「やりたいけど過食があるから…」としり込みしていたことに気づいた時にもしていこうと思う。本当に「できないのは過食が原因なのか?」ということも含めて。