涙の領域

 写真というものが好きなのだけれど、綺麗な写真ばっかりだとしんどくというか、おもしろくなくなっちゃうんだよね。なんでだろう。ラーメンが好きでおいしいお店のを食べていたいけれど、それと同時に街の中華屋とかパーキングエリアのそれも食べたくなる。なんか、そんな感じ。
インスタグラムを見ていると同じカテゴリのものをずっと撮る人がフォロワーが多かったりする。少しはフォローするけれど、おもしろくないんだよね。綺麗さを求めた写真も撮るし、街の中のなんだこれっていう写真も撮る。そのほうがおもしろく感じるだけどなあ。SNSの使い方なんて自由だからいいんだけど。(逆に「フォローする際は一言ください。」とか書いている人いるけど、なんでルールを制定されなくちゃいけないんだと思ってしまう。)

 少年性があるものが好きなので、そういった文章を読みたい。松本隆先生の『微熱少年』みたいなの。そういった意味で昨年にイベントに出演するために書いた音楽と文章は少年性の塊で気に入っている。発表する場面があればいいんだけれどね。
 僕は夏の出来事をフィルムに早く収めたい。

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