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自分の役割を考えてみる

今日は私が考える「五つの役割」について。
人はそれぞれ、その時々で、役割がありますよね。
今回お話しするのは五つの役割。
人によっては五つじゃない方もいらっしゃると思いますが…
女性の役割で書いていますが…
カスタマイズしてしっくりくるものに読み替えていただければ。

五つの役割

さてこの五つの役割、片手で数えられるように手で表してみると…

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・親指→娘/子供としての私
・人差し指→きょうだい/一人っ子としての私
・中指→社会人としての私
・薬指→パートナー/妻/母親としての私
・小指→女性としての私

そしてこの役割は、ご自身のその時のステージによって割合が変わってきます。
特にライフイベントで変化が大きい女性にとっては、役割の割合も急激に変わりますよね。

・親と一緒にいる時は、子供の役割になったり…
・兄弟がいれば、姉になったり、妹になったり…
・お仕事をされていれば社会人としての役割があり…
・誰かと一緒に暮らすことになれば、パートナーや妻という役割があり…
・子供ができれば母親という役割があり…
・そして女性としての部分もある…

これらは、ステージが変わることで割合が変わってくるのではないでしょうか。

・仕事が忙しいとか、キャリアアップのためにがんばっているという時は、社会人としての役割が大半になったり…
・誰かと生活を共にすれば、家事の負担が増えた分その役割の割合が増えたり…
・仕事をされていない場合は、町内会などの役員や、お子さんの通っている学校などの役員などの社会人の役割を担われることもありますね…
・子供ができれば、母親の役割が大半になりますし…
 子供もいて仕事もしていれば、両方の役割が大きくなりますし…
・そして、子供が成長すると、その役割の割合も減ってきて、自分の時間が出てきたり…
・親の介護が必要になれば、兄弟の役割や子供の役割が増えてきますね…
・歳を重ねるごとに訪れる体や心の変化で、女性の部分に向き合わなくてはいけないことも出てくるでしょう…

というわけで、みなさん、その時々にあった役割を懸命にやっていらっしゃると思います。
そんな中、
”もし何か違和感やモヤモヤした時
何かつまりを感じた時
変化を持たせたい”
と思った時は、今自分はどんな役割をどのくらいやっているのか、
棚卸ししてみるのはいかがでしょうか?

役割の棚卸し

そうすると…
・今はこの役割が大切な時期だからこれでいいんだ、とか…
・この役割が大切だけど、私はこっちの役割ももう少し大切にしたいな、とか…
・今はこの役割をこなすのは難しいな、とか…

もしかしたら、自分の大切にしている思いや価値観が分かったり、
はたまた問題が炙り出されることもあるかも。

もし大切な想いや価値観がわかれば、
それを大切にするためにどんなことができるか?
問題が明確になれば、
解決するためにはどうすればよいか?
自分を俯瞰して、見つめ直すきっかけが生まれるかもしれませんね。

私の場合、息子の小さい頃は子供を守るのに必死で気持ちは母親9割くらいだったような(世のお父様方、子供が小さな内はパートナーの方は母親の役割を全うしようと頑張っていらっしゃいます。しばしの間、我慢の時となります。頑張ってください!そしてパートナーを労って差し上げてください!)

子供の手が離れてくると、子供とは別行動が増えたり、友達と出かけることも増えたり、今後のキャリアや老後を考えたり…
そして今度は親の介護について考えるステージにきました。

母親全開の頃は、子供を守るという使命感に燃えつつ、女性の部分をできる限り封印するよう縛りをかけていたようにも思います。母性という観点から考えれば至って自然な流れだったと思うけれど、女性の部分が少なくなっていく自分と折り合いをつけようとしてみたり、女性の部分を少々粗末に扱っていたこともあったなぁと思ったり。

というわけで…その時々必要な役割をバランスよく、
そしてどの役割も大切にしていけるといいなぁと思っています。
どの役割も自分の構成要素ですもんね。
皆さんはどんな風に思いますか?

そして、その役割をこなしている自分を労っていけたら良いですよね。
日々の頑張りを知っているのは、他でも無い自分自身なので。

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