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w2解説:理由説明/その2

はい、松本です。まず、問題を確認しましょう。

鷲田問題

アプローチの仕方は4通り。

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Ⅰ 主語・話題アプローチ


   とにかく苦手な人向け  見えているところから攻める
   主語・話題でしぼる

見えているところから攻める。 
前回の問題にヒントを出しておいたよね。

解法 理由説明原則
理由説明は「主語・話題の維持」

傍線部 空間がそこで行われるだろうことに対して先回りしてしまっては いけない
 ↓
傍線部 空間がそこで行われるだろうことに対して先回りしてしまっては/いけない
 ↓
主語・話題
  空間がそこで行われるだろうことに対して先回りしてしまうこと

 ポイント1 空間
 ポイント2 そこで行われるだろうこと
 ポイント3 先回りしてしまうこと

選択肢を見ていこう。
ポイント1の[空間]に着目してね。

① 遊びの手がかりがきわめて少ない[空間]では、
② 使用規則や行動基準が規定されていない[空間]では、
③ 明確に定められた規則に従うことが自明とされた[空間]では、
④ その場所で行われる行為想定して設計された[空間]では、
⑤ 特定の選び方に合わせて計画的にデザインされた[空間]では、
  

どう?

ポイント2「行われる」ことだから、規則・基準は切れるから②・③×
     「行われる」→行動・行為・行事で④○
ポイント3「先回り」のニュアンスは「未来」先取りだから、
     「想定して設計する」「計画的にデザインする」で④・⑤○

これで正解は④。

これからⅡ・Ⅲ・Ⅳと続くんだけど、とりあえず、苦手な人は、まず、ここまでをクリアしてほしい。「空間がそこで行われるだろうことに対して先回りしてしまうこと」について書いてある選択肢はどれなんだ?と見ていったとき、素直に素朴に見てくれれば、④に行くんじゃないかな?

続きは、金曜の未明にね。

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