見出し画像

アラサー女 実年齢よりも少し上に見られてショックを受けた話

「肌めっちゃきれいですね!」
「何してるん?」

嬉しいことに今まで年下からもそんな言葉をかけてもらえることが多かった。

「そうやって言ってくれるあなたと私の何が違うのかわからない」と思っていたけど、自己肯定感が低い私が珍しくその言葉だけは素直に受け取ろうと思えた。

でも、素直に受け止めすぎていたおかげで私はやらかしてしまった。

ケアを怠ってきたのである。30+α歳を迎えた今、そのツケがいよいよ回ってきた。(と思っている。)

私は20代の後半まで幼稚園教諭をしていたので、同世代の女性よりも太陽にさらされてきたと自負している。でもケアを怠ってきた。

一昨年は紫外線の強いカナダにいた。ここでもう一度言う。でも私はケアを怠ってきたのだ!

元から美容にあまり興味がない私。だからず―――――っと、どこの会社のものかわからないオールインワンを使い続けていた。

「そろそろあかんよな。30歳を超えたし、カナダにいたんやから」と思い、帰国した昨年から化粧水や乳液、美容液をきちんと分けて使うことに決めた。

だけど顔にビチャビチャと化粧水をつけたあと、いっちょ前に「ちょっと浸透させないと♪」と思って時間を空けたら、乳液たちをつけるのを忘れてそのまま寝てしまって……。

つまり“化粧水だけ”という、どこの会社のものかわからないオールインワンを使ってたときよりもアカンことをして、ほぼ1年を終えてしまったのだ。

美容に興味がない私は化粧にもあまり興味がない。ここ数年はマスクに頼ってファンデーションもつけてこなかった。(下地とファンデーションの違いも曖昧なレベル。)

しかし昨年の夏、こんな無頓着な私でもマスクを外したときの自分のドヨンとした顔色を見て驚いた。「これはマナーとして、さすがに何かを顔につけないとアカン!」と思ったのだ。

「くすみ」がどういうもなのかを知った30+α歳の夏。

そしてBBクリーム的なものをつけはじめたのだけど、次は鼻の横の毛穴という天敵が存在していたことに気づいたのだ。

「化粧がのらない」。母がよく言っていたのはこれかと思った。

どうにかしたかったけど、なんせ今まで無頓着できたので、何をどうしたらいいのかもわからない。またいつもは悲観的に物事をとらえがちな私だけど、なぜかこの件に関しては「いつかどうにかなるだろう」という意味不明な楽観主義が顔を出してきて見逃してしまっていた。

しかしそんなある日、事件が起きた。

それは昨年の12月、会社の納会で私より数歳年下の男性社員と話をしたときのこと。その方、お肌が真っ白できめ細かくて。思わず「何かしているんですか?」と質問をした。

「毎日パックをしている」ということ。きちんとケアをしていたら、こんなお肌が手に入れられるんだなと感心。そして今までの自分を悔いた。悔いたというか、とんでもなく恥ずかしくなった。

だってこんな肌がきれいな彼の目の前にいる私は、今きっと毛穴が開ききっていて化粧も浮いているだろうから。

そのあと、話の流れで彼から年齢を聞かれた。私は「何歳だと思いますか?」と聞いてしまった。(こういう人、面倒だろうなと思ったけど、それより先に口から出てしまった。)

「31歳?」

うん。ほぼ合っている。でもきっと「31歳」と言ったということは、彼は実際は+3歳くらいに思っていたに違いない。

こういうときって当てにいかないでしょ?3歳くらい若く言うもんじゃないですか。

つまり彼は本当は私のことを34歳と思ってたのではないかと思った。正直31〜34歳ってそこまでかわらないと思われるかもしれない。

ただ私、顔が童顔なので30歳手前のときでも20代前半に間違われたことが結構あった。(この場合、若いというより子どもっぽいってことなんだろうけど。)

だから実年齢よりも少しでも上と思われた(予想だけど)ことが初めてで、結構ショックだった(笑)。

童顔×肌がキレイと言われできたことであぐらをかいてきてしまった……。納会からの帰宅途中、今までの自分を猛省した私は決意。

2024年は美容元年にする。

翌日、早速パックを購入。化粧水なども買い直し、毛穴を引き締めるためケア商品なども調べ倒して購入。(でもプチプラ。)

毛穴は1日で締まるものではない。それまではメイクでなんとかしようと30 +α歳になって初めてメイクの仕方やいいコスメをYouTube で見て勉強。

スポーツにおいてしか発揮されないと思っていた私の負けず嫌いが、まさかのここで発揮された。今はあの美肌の男性社員を絶対超えてやろうとメラメラ燃えている。

絶対に負けられない戦いが、そこにはある。
ムムッ。
やってやるぞ2024。

【今年のやりたいこと、意識したいとこリスト】
①美容に気を使う

↑今後増える予定

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?