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バンドをひっぱったことのあるバンドリーダーは経営者の苦しみを乗り越える修行が完了している説

ある日新橋にて、酒が一杯50円で飲める店を発見し、
これはすごいということで昔バンドを組んでいたメンバーの中で職場が近めの3人で久々に再開。

バンドの元メンバーにもかかわらず終始話題は仕事の話題。

その中で「バンドって稼げないというか稼ぐ気無い感じでかんがえてたけど、逆に仕事として考えるとかなり色んな仕事をしてたよね」という非常に楽しいテーマの話題が出たので共有したいと思います。

ツイッターでおもむろに書いたのですが、ツイッターでは語り切れなかったので覚えているうちにnoteに書いておこうという仕組みです。

私がバンドをやめた理由

・端的に言うとバンドどころではなかった。
・そして仕事に本気で取り組むと稼げることを理解したタイミング
・仕事がとても楽しい。
・鬼彼女がいたのでバンドどころではなくなっていった。
・そしてかなり楽器が下手くそだった

という状況も経てやめました。

バンドは結構好きな曲をやっていたり周りのバンドの先輩方も楽しく良い方々が多かったので楽しかったです。

高校生のへたくそが集まるバンドレベルで学べること

ここからが本題ですが、
まずバンドをちびっこの頃からやっていると、高校だと受験や期末試験、部活、バイト等に周りは一生懸命取り組んでいる中、
バンドをやっていたちびっこ達は、学生生活を送りながらもバンドメンバーでの打ち合わせ、スタジオでの練習、家での自主練習、作曲や自分のパートのリフの改善、他のアーティストの研究、チケットを売る。等をやるべきな状況に大体高校生ぐらいのタイミングから置かれます。

今考えると時間は社会人にくらべると、とてもありますが、金が無い高校生がこれをやるというのはなかなかの仕事のようにも思えます。

私の場合パートがドラムだったのですが、
田舎の高校生で、下手でも「ドラムが出来る」と言い張る人間は少なかったので最多で3バンドぐらいを同時ににかけもちで(かねもないのに)週末の時間をあけ、記憶力も少ない中コピー用の曲を覚えるのに努力を続けておりました。

成人経てバンドを継続していくにあたり「当時のバンドリーダーから学べる、本気でバンドに取り組んでたら学べたこと」

私の場合は恐ろしくドラムが下手で頭もアホだったので何も考えず上達しないドラムを、ひたすら上達しようもない方法で練習を続けていただけだったのですが、バンドのリーダーを見るとかなりの努力とビジネスよりの動きをしていたなと感じました。

まずうちのバンドのリーダーはボーカルだったのですが、

・アーティストとしてやるべき自分のパートの技をとことん磨く=プロ意識
・人脈作り、ライブ(対バン)=営業
・作曲=コンテンツ作り
・チームの意識上げ=社内の意識上げ
・ものすごい量の曲を聴きこんでいる=競合調査


このあたりを仕事をしながらしっかりをこなしていたんだなぁ、と今こそ思う。

20代前半から「ボイス」を磨く為に日々筋トレしてプロテインを飲んでるという話をちょこちょこしてたのをしてたことを考えると色々と「ボイス」を磨くために調べて努力してたんだなぁ。と、いやぁ~あの頃からそこまでしっかりとりくんでたんだなぁと思うと、すごいなぁ。と思います。

そしてボーカル(リーダー)は非常に良い「少しレアな業界ですが、業界でもトップレベルのボイス」を持ってました。

又、毎週のように同ジャンルのライブに顔を出し、ビジネスでいうところ人脈を広げる動きをしていたんだなぁと。

もちろん仕事していたのはボーカルだけでなくギターやベースの仲間もしっかりと人脈やコミュ力を駆使し営業をし、努力をし、曲を聴き様々なものを取り入れる姿勢でバンドをやってましたが、やはり私はなかなかのアホでしたのでドラムの練習、さらには自分のことで精いっぱいだったなぁを心を込めて思います。

又、初期メンバーであった私が脱退することでの苦悩、悲しみがあったこともこの日リーダーからお伺いしました。

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