シュアリー・サムデイ(2010年)

画像1 シュアリー・サムデイは俳優小栗旬が初めて監督に挑んだ青春群像劇。
画像2 巧(小出恵介)、京平(勝地涼)、和生(鈴木亮平)、雄喜(ムロツヨシ)、秀人(綾野剛)幼なじみの5人の高校生活から物語はスタートする。モテたい!を理由に彼らはバンドを結成し、文化祭出場を目指す。文化祭が中止になることに抗議し、狂言の爆破事件を起こして彼らは退学になり、未来を悲観した5人の生活は行き詰まっていく。
画像3 この年頃の男子の姿そのままのお話。おバカで、エネルギー有り余ってて無茶で、固い友情。若手俳優を呼んで小栗会を開き、俳優論を語り合う場を作るのが好きな小栗君が好みそうな題材だね。ストーリーにちょっと難はある気もするけど、コネクションも広く、親しい俳優仲間を集めてまさにその時の勢いがないと撮れない映画に取り組んだ作品であることが窺える。
画像4 妹の治療代を稼ぐため、和生はヤクザに成り下がり、車に置いていた3億円を美沙(小西真奈美)という女に奪われる失態をおかす。美沙が持って逃げた3億円を探して連れ戻さないと臓器を売って沈めると言われた巧たちは何とかしようと奮闘する。吉田鋼太郎さんはヤクザの役で出演。
画像5 ヤクザの女で風俗嬢だった美沙は麻薬取引幇助の罪を着せられ、6年の刑期を終えて出所していた。
画像6 彼女が3億円を奪った動機は、自分を裏切った鮫島への復讐心からだった。出所後に美沙は秀人が師と崇めていた憧れのストリートミュージシャン宮城の彼女となったが、鮫島に彼氏共々拉致され、彼氏を殺害されていたのだ。何の因果か、巧の初恋の女性でもあった。
画像7 剛くん演じる秀人は資産家の息子で次期社長を約束されていた人物だったが、爆破事件で退学処分を受けたあと、勘当されてストリートミュージシャンになった。定番だったウェービーパーマから、少し短めになったナチュふわパーマも結構似合ってる。
画像8 5秒見つめれば落ちない女はいないと言われるナンパな色男の役w ちょい役で上戸彩や大竹しのぶまで出演している。豪華すぎる脇役たち!
画像9 容姿はもちろんだけど、ギターを持つ立ち姿はやっぱりカッコいい。
画像10 音楽は菅野よう子さんが担当。
画像11 ここでバンドを披露するシーンはちょっと唐突だけど、若さの勢いと永遠の友情でうまくまとまった感じ?青春してた蒼い日々がちょっと懐かしくなる映画です。
画像12 おまけ。若い頃の巧の役で北村匠海くんも出ているよ。

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