相談の想像

様々な場面で「相談してくれれば…」という後悔を
聞く場面が多くなりました。

基本的に困っていることを発表することが多いだけに、
「これを言って、離れるものが多くある」という状況を
次々と見せつけられることが増えています。

「このようなことは良くない」とは発信することは
被害者・加害者を生みたくないという意味では
大切なことです。

外堀を埋めて、社会の同意形成を作っていく手法が
広がっていく効果の一方で、逆の意見を聞いて、
丁寧に修正をはかる段階も薄れており、極めて
改善への試行を弱めていることに対する危惧感があります。

また間違いが起きた時に、もう一度戻ることが難しくなる
場合が多く、丁寧に段階を踏んで修正し戻すことを、
是とすることが難しい面も理解はできますが、
これが圧倒的に上回る点にも危惧感はあります。

発表することで傷つく影響を考慮することは
必要なことですが、「発表」そのものに抵抗が
出るようなことがないようになってほしいです。

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