ゲームキャラバンの話を聞いて

80年代に商業施設で据え置き機を使ってゲーム大会が
行われたという話を聞いたことがあります。

当時は現在のようにPCが普及しておらず、据え置き機であれば、
テレビと据え置き機を大量に用意できれば、どこでもゲームが
可能であることもあり、かなりの台数で試合が行われていた
写真も見ました。

現在でも大型商業施設でのゲームイベントは行われているほか、
地方の宿泊施設などの開催もあります。

宿泊施設での合宿の招致という取り組みも行われており、
一般的なスポーツのように広大なグラウンドを必要とせず、
部屋でできることは大きなメリットになります。

QMAもコナステ版が登場し、パソコンがあればどこでも
プレイできるようになりました。

ただ、据え置き機と違い、パソコンのゲームはIDや
パスワードの管理などの問題から共用が難しい側面があり、
大量の人が行き交う施設では難しいところがあります…。

その条件をクリアしやすい据え置き機のゲームで
イベントを行なうことはとてもいいことだと思います。

ただ、据え置き機も費用が高騰しており、パソコンを買うか
据え置き機を新調するかで迷うようなこともありました。

そのため据え置き機を持たないという方も多くいらっしゃいます。
どうしてもゲーム大会の場合、ある程度練習をしてから
参加するということが前提になり、家庭で練習できる環境にある
方を呼び込むことは極めて難しいものがあります…。

QMA大会に参加することで、様々な地域への移動に繋がり、
その土地を知るいい機会になりました。

特に「琥珀勢」が全国で社会大会を行い、旅行も兼ねて、
大会を戦っているというのもいい形になっていると思います。

ゲーセンでの大会開催は選手同士で技術の交換が行いやすい
側面もあり、QMAが行っている公認大会はかなりいい制度だと
思います。

ただ、昨今の情勢もあって、店舗での大会自体があまり行えておらず、
各種配信において、対戦の場・攻略情報の提供が積極的に行われており、
オンライン大会の開催にも繋がっております。

オンライン大会にも、配信担当のプレイヤーを入れた3人対戦が
多いことによる問題もありますが、通常の店舗大会で対戦の
難しかったカードの実現による効果もあり、まず試合の機会提供と
いうことを進めた功績は大きいものがあります。

選手の募集の難しさなどから格ゲーのように頻繁な開催も
困難とのことですが、続けるための力になって頂ければ幸いです。

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