その調理、9割の栄養捨ててます!(その3・大根・さつまいも🍠きゅうり🥒しいたけ🍄)
今回は「その調理、9割の栄養捨ててます!」3回シリーズの最終回!
「キッチンパラダイス」店長あやさんのインスタライブよりシェア!
時間がある方はアーカイブ視聴くださいね!(11月12日まで)
上記の本の内容を、3回に渡り要約して紹介!
全ての野菜は「無農薬かオーガニック野菜を推奨」🍠
(9)おでんの大根は栄養ゼロ
「うっそ〜、大ショック!」
大根に含まれる主な栄養素は「カリウム」と「ビタミンC」✨
「ビタミンC」は皮の下に豊富にあり「根の外側」と「葉」に送られるため、中心よりも外側付近が特に多い。
栄養価を守るなら「皮ごとおろした方がいい!」
先端の辛みの元に殺菌作用のある「イソチオシアネート」が多い。
お刺身のツマにするのはこの部分。
大根に含まれる「ジアスターゼ」は消化酵素と知られているが、実は加熱に大変弱く、50度から70度で働きを失ってしまう。
皮ごと大根おろしにして食べるのが一番、風邪予防にもなる。
皮を剥いて煮込んだり茹でたりすると「ジアスターゼ」も「ビタミンC」もなくなる😅
「はちみつ大根」もオススメらしいので試してみようかな〜🤣
(10)さつまいもはレンチンではもったいない!
さつまいもは野菜の中でダントツの甘さ!
「ビタミンC」とアンチエイジング効果がある「ポリフェノール」を含むのでもっとも美容に頼もしい食材だが、レンチンはこの魅力を半減させる。
さつまいもは、デンプンの酵素の働きで「麦芽糖」に変わり甘くなる。
この酵素の活性温度が60度〜70度、90度以上だと働かない!
つまり、一瞬で火が通る電子レンジはNG。
だんだん火が通る調理法がいい(低音スティーミングなどもOK!)
ゆっくり加熱すると、麦芽糖の酵素が活性化する。
さつまいもの甘さをしっかり引き出すには「160度〜180度」のオーブンで、1時間ほど焼くか、蒸し器でふかすのがオススメ!
ゆっくり加熱すると、腸をきれいにする効果は3倍になる!
皮に含まれる「ヤラピン」は胃の粘膜を保護(だから皮ごと摂るのが良い)
(11)きゅうりは糠漬けでビタミンB1が8倍に!
きゅうりは世界一栄養がない野菜🥒(ギネスで認定😅)
オススメの食べ方は、油で炒めるなど、さっと加熱する。
そうすると、ビタミンCを酸化させる「アスコルビナーゼ」がストップするので、他の野菜と調理するときにビタミンを壊さない。
更に、きゅうりを「糠漬け」にすれば元々持っている栄養はそのまま残る。
糠の持つ栄養成分を、きゅうりが吸収して一気にパワーアップ!
(きゅうりそのものには栄養はなく、糠の栄養ってこと🤣)
疲労回復のビタミンB1が8倍、カリウムやビタミンKは3倍、ビタミンCも1.5倍に、糠の乳酸菌も取れるので腸内細菌にも良い。
体内の余分な塩分をカリウムが排出、アミノ酸「シトルリン」が血管を広げ血流をスムーズにする。
夏の水分補給にも良い「きゅうり」🥒
「酢漬け」ではなく「糠漬け」がオススメです!
(12)しいたけは日光浴でビタミンDを10倍に!
「椎茸」は丸1日太陽を浴びさせると栄養が増す。(竹ザルがベスト)
太陽でしか生成されない「ビタミンD」は日光に当てると増える!
生の椎茸を干すときは傘を下にするのが基本。
上にしておくと胞子が落ちてきてそこから萎びたり黒ずんだりしてしまう。
陽に当たってない椎茸が出荷されている場合も多く、室内で栽培された椎茸の「ビタミンD」は出荷時は「ほぼゼロ!」💦
椎茸の「エルゴステロール」は紫外線を浴びる事で「ビタミンD」に変化✨
調理前に、30分から1時間でも干せば、ビタミンDは10倍になる!
「食物繊維」や「ビタミンB1」も10倍!
市販の椎茸の中には熱風などで乾燥させたものもあるため、ビタミンDを確実にものにしたい場合は「生椎茸」も「干し椎茸」も天日干しがお得!(レンジ干しは意味なし)
干し椎茸を作る場合、栄養価のためには30分干でば良いが、保存性を高めたいときは二日ほど干してしっかり水分を抜くといい。
干すには「竹ザル」が一番!
竹ザルでの干し方は「AYAの台所道具BLOG」参照!
「その調理、9割の栄養捨ててます!」
3回に渡りお送りしましたが、私自身とても勉強になりました!
ぜひ皆さんも参考にしてみてくださいね🤗
森を素敵にするために使わせていただきますね!