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イギリスのパブのオーナー夫婦が1週間休暇中に食事を提供したのは…


日曜日に栗拾いの後向かったのはお気に入りのパブ🍺

午後2時30分🕝過ぎだったので
ランチのお客もそろそろ帰る時間だし…

席が空いてるか確認しないまま向かった。



パブの近くにはたくさん車が停まっていて
やっぱり読みが甘かったかと後悔しつつ…

デービッドが車を停めている間に
私がテーブルが空いてるかどうか確認に向かった。



パブの前にはキッチンカーが停まっていた。


こんなに堂々と店の前に停めちゃって大丈夫かしら?
と心配しつつ店内へ…



通常営業と思いきや…


張り紙が…

10月17日から24日までは
キッチンがクローズするとのこと。

その代わり、日替わりで
キッチンカーのメニューが楽しめる

と書かれてあった。


10月17日はギリシャ料理の屋台🇬🇷



10月19日と21日はイタリアン🇮🇹(主にムール貝とバゲッド)



10月20日と22日はネパール料理🇳🇵


まずは、バーでドリンクを注文し🍺

「食べ物は屋台で直接オーダーして支払いもそこでお願い」

とスタッフからメニューを渡された。

「食べても食べなくても良いけど、食べたかったらどうぞ」

という感じ🤣

この日のキッチンカーのメニューは

「ネパール料理🇳🇵」



新鮮な地元の素材を使い、すべて注文されてから作る👏

「これは食べてみたいね!」

とメニューから3つ選び
二人でシェアすることに…


食べ物をオーダーした後、お会計を済ませると
ブザーのような丸いものを渡された。

料理ができたらそれがプルプル震えて知らせてくれる。

テーブルに戻り二人でドリンクを飲みながら
待っていたら…

「ブー」と鳴り始めたので
食べ物を取りに行った。



「おーーー、見るからに美味しそう💕」

早速、料理をテーブルまで運び

食べる前にまた写真撮影📸


海老とライスヌードルサラダ(グルテンフリー)


ココナッツ&ピーナッツソース🥜に
パクチーとライムが乗って10ポンド(約1820円)


鳥のミンチ肉入り餃子のピーナッツソースがけ🥟



チリオイルと炒りごまがかかってる(全く見えないけど)
10ポンド(約1820円)


プルドポーク(むしった豚肉)きゅうりの漬物🥒
ヒマラヤンソルトとチリマヨネーズ🌶



プルドポークとは
豚の肩肉に低温でじっくり火を通し
細かくほぐしてソースで和えた料理のこと。



肉まんの饅頭のことを英語で「BAO BUN」と呼ぶ。

日本語にすると「包みパン」🤣
イギリスでも最近、大人気💕

どれも美味しくて大満足〜!

帰り際にデービッドがシェフに

「とても美味しかったよ」

と声を掛けてた🤣

このパブは地元の人から
とても愛されている。

旦那さんがシェフ👨‍🍳
奥さんがフロア担当でパブを切り盛り👏

今回、自分たちが休暇中に
キッチンはクローズするものの

お客さんが食べる物に困らないように
キッチンカーを呼んで対応した。

いつも通りパブは人で溢れ
お目当ての料理はないけど
珍しい料理が食べられ、喜んでいるように見えた。

パブで一番利益が出るのはお酒🍺

バイトの若者数名で店を開けることで
売り上げになるし
キッチンカーも自分の店の宣伝ができて
新たな顧客の開拓になる。

パブのオーナー
キッチンカー
お客さん

「ウィンウィンウィン」の三方良し👏

飲み終わって空いたグラスを
お客さん自らカウンターに持っていき
人員不足のお店を助けてる姿にもホノボノ🍀

日本ではよく見かけるけど
イギリスでは珍しい光景🤣

私もデービッドも真似して
同じく空のグラスをカウンターへ…

私たちの森がこの村でよかったと心から思う。

11月8日にはこのパブで
地元のビジネスをサポートするイベントがある。



入場無料!
モールドワイン🍷やドリンクも用意されている。
(こちらはたぶん有料)

未来のご近所さんと仲良くなるために
夫婦で参加しようと思っている。

これからの時代は横の繋がりが大事!

イギリス人(白人)しか見かけないこの村で
唯一の日本人として
イギリスと日本を繋ぐ存在になれたら嬉しいなぁ〜。

森を素敵にするために使わせていただきますね!