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【共有心理学】


【SNS運用3日連続投稿】

いよいよ最終日です

3日目はこの本



著者情報


天野彬。一橋大学卒業後、東京大学大学院情報学府修士課程修了。電通入社後、電通メディアイノベーションラボ副主任研究員。


本書のポイントは3つです


我シェアする、ゆえに我あり
世代別SNS観
欲しいのは「モノ」ではなく「コト」


我シェアする、ゆえに我あり


「我シェアする、ゆえに我あり」

”思い出を残すために写真を撮るのではない、シェアするために写真を撮る”

そうなんです

SNSでシェアするまでがイベントなんです

SNS中毒の根源は何でしょうか

それは「承認欲求」です

いいね!を欲しがるのが人間なんです

だからSNS映えする写真を撮りたがるといいます


世代別SNS観


バブル世代(40代~50代)とミレニアム世代(20代~30代)ではSNSに対する価値観が違うといいます

例えばバブル世代

彼女たちは【自分には他人と違う何かがある】

ことを重視する傾向があります

その理由は

「バブルで経済絶頂期のころ社会の豊かさが頂点に達していたため、差別化を図ることができなかったから」

「バブル世代の方々は自分独自のものをシェアしたがる心理傾向にある」

例えば高級料理の写真が挙げられます

"高級料理"という非日常を味わう

そしてシェアする

つまり普段経験できないものを共有したいということですね

次にミレニアム世代

彼女たちは【嫌われなさ】

を大切にするといいます

つまり目立たない素朴なものです

例えば美しい手作り弁当

ミレニアム世代は目立ちすぎるものを好まないため、素朴な中に美しさを見出すといいます


欲しいのは「モノ」ではなく「コト」


例えば休日にカフェに行くとき欲しているのは

「パンケーキというもの」

よりも

「流行りのパンケーキを食べること」

そして著者はこう言います

「消費者のニーズはモノ消費からコト消費へと変わりつつある」

この点に関しては以下の記事で詳しく説明しています



つまりシェアの動機は味だけでなく流行だといえます

例えばタピオカ

これが流行る理由も

「シェアされやすいから」

だといえそうです

味も美味しいですし

いいね!をもらえて承認欲求も満たされる

そのうえ

「タピオカを飲んだ」

という経験(コト)を得られるので一石三鳥です


まとめ


本書はマーケティング+心理学の知識を得られるのでお得感満載です

心理学の応用範囲広すぎワロタ

マーケティングの本紹介したはずなのに心理学を学びたくなった

興味のある方は本書を手に取ってみてください

【共有心理学】の概論を知ることが出来ますよ


オススメの一曲


さあ 今日も始めましょうか
昨日 挟んだ栞の続きから
楽あれば苦もあり
ストーリーは波の随に
深い海を抜け
空飛ぶ街に繰り出し
そこから降りれなくなり
脈絡のないような展開も
きっとオンリーなストーリー
高鳴る所には忘れず付箋を
時々くるマイナスな面に備えて
重宝して

sumika 「フィクション」


SNSを上手く利用して貴方だけのストーリーをつくりましょう

共有心理をうまく利用して貴方のストーリーを拡散しましょう

この記事がその一助になれば幸いです😌


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マーケティング👇



小説👇











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