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心理学勉強日記⑧【縦断研究と横断研究】


参考文献👇



縦断研究=ある個人や対象集団を継続的に追跡し、その発達的変化を検討する方法

例)ある個人を小1、小2、小3と追ってデータを蓄積

横断研究=異なる年齢集団を一度に調査し、各年齢集団間の発達的変化を検討する方法

例)ある一時点で小1、小2、小3のデータを一気に集める

コーホート研究=同一年齢集団の差異を用いて、時代背景の影響を検討する研究


研究目的による研究の分類


法則定立的研究=人間の心に関わる一般法則の発見を目的とする

個性記述的研究=一般法則では測れない個人の詳細な記述を目的とする


収集法による研究の分類


実験法、質問紙法、観察法、面接法それぞれに利点と欠点がある


処理法による研究の分類


量的研究=データを数量化して処理。統計的分析が可能

質的研究=数量化せず記述データとして処理。統計的分析が困難


縦断研究と横断研究について200字前後で述べなさい。


縦断研究とは、同一個人や同一集団を継続的に追跡調査することで、その発達的変化や一貫性を検討する手法である。ただし、時間的なコストが非常に大きく、また多くの対象を追跡することが困難であるためデータ数が少なく、一般化が困難である。異なる年齢集団を一度に調査する横断研究ならば上記のような問題はクリアできるが、それぞれの年齢集団のコーホートが異なるため、縦断研究のような同一個人の発達的変化や一貫性を述べることができない。(208字)


今日の一言


今回の分野はメンタリストDaiGOの十八番


オススメの一曲


絶対的な関係を
手探っても掴めないの
ずっと中の人を
知らないまま繋ぐ手と手

赤い公園「絶対的な関係」


どれだけ統計を取っても他人の肚の中まで覗くことはできない…

だからこそ面白い


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