ライフ・イズ・ビューティフル

※2019年夏にFBに投稿した記事より

病室のベッドからこんにちは。
実は脳腫瘍が発覚し、急ですが明日手術をすることになりました。

・気圧性頭痛ぽいから、夏になれば治るんじゃな〜い？←素人判断
・肩凝りからくる緊張性頭痛だろうから、MRI撮るまでもないですよ←総合病院診断
そんなもんかと、整体やらあちこち通ってみたけれど、一向に痛みが治らず。

これ肩凝りじゃないなと、覚悟を決めて寄ってみた小林脳外科で、2週間前に判明しました。
即日CT撮ってからのMRI、家族呼んで説明受けて手術日決定して、仕事やら家庭内雑務やら諸々引き継ぎしての、怒涛の2週間でした。

もうこの痛みと一生付き合っていくしかないのかと、頭痛がない夜を思い出せないくらい悩まされていたので、原因がわかって今はホッとしていています。

セカンドオピニオン大事！
自分の身体を1番わかっているのは本人なので、専門家の診断に納得できず異変を感じ続けているのなら、皆さんもあちこち意見を求めてみるのをお勧めします。

相方さんのご両親が同じ敷地内に住んでいるので、桐吾さんのお世話をお願いできるのが幸い。
最近はおばあちゃんにもだいぶ慣れて、一緒にお昼寝できるようになったし、夜も私が隣の部屋にいても、相方さんと寝てくれるようになったのも心強いです。

それでも、たぶん10日から2週間の長い間、私と離れて過ごすなんて、桐吾さんにとって初めての経験だから。
いつ、どうやって、どのタイミングで話そうか、ずっと考えていました。

あまり早くに話すとお母さんべったりになりそうだし、病名を説明すると、ニューワードに食い付いて混乱しそうだし…
幼稚園の担任の先生にも相談をして「時期は直前、退院の目安を示して説明はふわっと軽く」で行くことに。

昨日の夕飯時に、引き継ぎ書類を見せながら説明しました。
お母さん、しばらく病院にお泊まりして先生に治してもらってくるね。
明日から9月30日まで、桐吾はお父さんとおばあちゃんと待っていてね。

イメージは、映画『ライフ・イズ・ビューティフル』で、収容所に連行される息子を素敵な嘘で勇気づける、ユーモア溢れるお父さん✨
病院は怖いところじゃないんだよ！
笑顔で待っていれば、お母さん必ず戻ってくるよ…！

頭髪多めの頭を優しく撫で、母親としての思いを伝えようと、そっと愛し気に我が子の目を覗きこむ。
助演女優賞確実の、精一杯のさり気なさを装って。
しかし、目が合わない。
これっぽっちも、お母さんの方を見てくれない。
寝っ転がって、おもちゃで遊ぶのに夢中な桐吾さん🤣

あげくの果てには、助演女優賞諦め、さり気なさ放り投げて、両肩掴んで言い聞かせようとしたら。
あからさまに「あーハイハイ」みたいな、うざったそうな態度取られました🤣
もうもう❗️
子育てってホント思い通りいかないなー‼️（何度目かの心の叫び）

お母さんの脳腫瘍よりも、マクドナルドが気になる桐吾さん。
さっき相方さんから、ハッピーセットを手にしてめっちゃ笑顔の写真が送られてきました。

あなたが笑っていてくれれば☺️