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古き良き谷根千?

東京の下町と呼ばれる、谷根千(谷中・根津・千駄木)エリアの片隅にひっそりと違う意味で佇む当店。

谷根千散策って、夕焼けだんだん→谷中銀座→よみせ通りからの〜小さな路地裏とかの古民家リノベだったりするオサレカフェとか雑貨屋さんとかが人気なイメージですけど、当店全然路地裏に関係ない不忍通り沿いの、車が行きかう街道沿いで、マンションや家が多い、古き良き谷根千観光のイメージからちょいずれたルート上に位置してます。

ハッキリ言って、観光客が通るルートじゃない。

谷根千のイメージじゃないみたいなことを、遠回しに言われたこともあります。

でもいいんだ。

昔からずっと谷根千にお住いのシニアマダムやシニアムッシュのみなさんからの、熱い支持があれば!

昨日も絶対に90超えてる風な、カートを押したご近所マダムがご来店で、よっこいしょ、と当店入口入るなり、

「嬉しい~、今日はいっぱいある! よかった~!」

とにっこにこで第一声。

ここに昔からずっと住んでいらっしゃるご高齢のお客様がたくさんいらして、みなさん本当にお優しい言葉をかけてくださるのはとても嬉しいです(あ、もちろん老若男女問わず、励ましのお言葉はいつもとっても嬉しいですよ! ありがとうございます)

また語りだすと長くなるのでほどほどにしますが、当店のパイ生地、りんごに負けないこだわり具合とテストを繰り返してきたもので、軽いサクサク感と口の中でさらっと溶ける食感は、お子様からご年配の方までストレスフリーで食べられるよう考えて作られているものです。

「硬くて歯が・・・」とか、「のどに詰まって・・・」「りんごが大きすぎて食べづらい」等々のストレスなく、全年齢の方に楽しんで食べていただけるデザインのパイになっているのでした。

まあ、若い読者の皆様(店主ですら)にはまだ実感できない領域かもしれないですけど、いつまでも美味しく楽しく食べられる、って幸せなことです。

「嬉しい~」と言ってくださるシニアの皆様が、いつまでもにっこにこしながら買いに通ってくださるよう、今日も頑張っていきたいです。はい。



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