単純でも簡単じゃない話⑤〜同じに作ると同じにならない件
市場に問い合わせる度、毎度毎度「入荷なし」と言われ続けていた紅玉りんごが、先日突然大量入荷した関係で、しばらく仕込みとの闘いに追われていたアップルポケッツです…。
note久しぶりになってしまいましたが、元気にやっております😃
やっと店内山積みだった紅玉の箱がなくなり、圧迫感アリアリだった店内もちょっと風通し良くなり…
そろそろ次のりんごを買いに行かないといけないわけですね😓
りんごしか入っていない当店のアップルパイでは、やはりりんごの仕込みが肝となります。
全部手作業で手間がかかる以上に、単に品種別で一律のレシピにしていないのも特徴。
毎回、その時に入荷したりんごの糖度に合わせて、ブラウンシュガーの分量を微調節し、そのりんごらしい自然な味わいを引き出しています。
同じフジでも、すごく甘いフジと酸味があるフジとで、仕込みの砂糖の量を同じにしてしまったら、出来上がったパイの甘さが違ってしまいます。
産地や収穫時期が違うりんごを使い、大体いつも同じ味にしていくというのは難しいですね。
毎回気を遣い、りんごの味わいを大切にして仕込んでいます。
関係ありませんが、昨日実家の母(←温泉旅館のお土産でアップルパイ作ってます)が突然電話してきて、
「りんご欲しい?」
と。
先日母も、今年はりんごが不作でなかなかパイ用の地元のリンゴが集まらないとこぼしていたところだったので、そんな中でもうちのりんごの仕入れを心配してくれてるのか🥲とありがたく思ったところ、
「違う違う。お歳暮に」
って、いや、私プライベートでお歳暮に贈答用高級りんごだけはいらないから!
まあそういう時期ですよね…。
みなさまはお歳暮にもりんご🍎をぜひご利用くださいねw
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