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大人になってわかるベージュの醍醐味

週末ネイルを塗っているときにふと思い出した言葉。

「あなたのオーラは【ベージュ】」

知り合いの占い師さんにそんなことを言われて以来、
私はベージュ色が好きです。

そんな色が自分のオーラだと聞いた時は
ちょっとがっかりしたけど(笑)

ベージュといえば「おかあさんの下着」「ストッキング」を連想させる、いかにも地味〜な存在。

自分のオーラは「赤」「オレンジ」「黄」などの色合いを予想していたし、そもそも脳内パレットにベージュなんてなかった(苦笑)

でもその内容は「私の内面だな」と納得するものでした。

ベージュは他のどんな色にも"馴染む"色。
どんな人とも合わせようとする協調性の塊。
調整役に入ったり話を聴く。それ故自分の意見は言えないこともある。

赤やオレンジ、黄色だと思っていたのは自分の外ヅラだったけど、
本当はもっとナイーブでセンシティブな部分を秘めている。
例えば、話数が多いため人見知りに見られないけど
それは「話すタイプの人見知り」故だったり。

その内面を見抜かれた気がしたし、「ベージュのオーラは暖かく柔らかい色で癒しの効果をもつんだよ」と言われ、そんな自分でも丸ごとOK!と包み込んでもらった気がした。

あらゆるベージュに支えられていることに気づく

大人になった今気がつけば「ベージュ」はあらゆるところにいる。

ファンデーションやストッキング、下着はもちろん。
長年愛用しているルナソルのアイシャドウ「スキンモデリングアイズ」はベージュ。爪先に纏う定番色アディクション「バニラブレイク」もピンクベージュ。
色っぽい女性を演出したいときもベージュのリップで赤みを消す(笑)

自分に自然に調和して、さりげなく、ちょっぴり、綺麗に魅せてくれる。「ベージュ」は、大人になった自分にお守りのように寄り添ってくれる存在になっていた。

ベージュの色味自体はとっても地味。
子供の頃の12色や24色鉛筆には入ってこない。
でも確かに、大人になった今だからこそわかる「ベージュの味わい深さ」がありますな…!

「ピンクベージュ」や「グレージュ」など、赤味や青味、黄味の加減でいろんなニュアンスに化けるのもベージュの面白いところ。

最近ではパーソナルカラーも注目されてるけど、ほんの少しのさじ加減で顔が映えたりくすんだりするから非常に難しい!

オーラの話で「どんな色でも溶け込む」と言われたけど、ベージュでも色んなタイプがあって、きっと合う色合わない色もあって、それは人間関係も同じだよね。

…話が逸れてしまった。

小さい頃は人に合わせてしまう自分のことは好きじゃなかったけど
自分との付き合いも長くなると勝手がわかってくる。
可愛いげが増す。

ベージュな自分も三十路街道を邁進中。
これからもベージュのようにたくさんの人と調和して楽しんでいこう。

もちろん合う色合わない色あるだろう。
それも踏まえて楽しんでいこうと改めて思った次第です。

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