見出し画像

底知れない不安にもがいていた5年前の自分へ②

結婚相談所で学んだこと

結婚相談所の門を叩いたのが35才。
結論から言うと,成婚には至らず3か月ほどで退会しましたが,『婚活市場』の常識については学んだことはとても多かったので,今回は主にそれをシェアしてみたいと思います。

相談所やサイトの利用にかかる費用

婚活サイトは安く,結婚相談所は高価。
私の場合は,しっかりめの大手結婚相談所を選択したので,入会金で10万円,月会費で2万円弱,3か月の活動だったので,諸々合わせておよそ20万円弱の投資だった記憶です。

それぞれの特徴をまとめてみると,
サイト系
・費用が安い分敷居が低く,自分から動く必要がある。
・敷居が低い分,色んな人が入ってきやすい。モチベに温度差がある。
結婚相談所
・費用的にも手続的にも敷居が高い分,熱は高め。
・担当のアドバイザーが付いてお節介を焼いてくれるので,自分で動くことに苦手意識のある人は向いているかも。

私の場合,行動力がないわけではないのでサイト系でもよいかなと思ったのですが,覚悟の決まっている利用者が多いほうが結果に結びつきやすいのでは…と思い結婚相談所を選択しました。

結婚相談所で痛感した現実
~男性と女性の永遠のミスマッチ~

結婚相談所に入会すると,個人担当のアドバイザーの方が付いてヒアリングをしもらったり,調整をしていただけました。その面談の中でお聞きしたこと,実際に活動してみて私が感じたことから,婚活市場の一般的な傾向,どのようなことがネックになりがちなのか,という理由はをまとめると以下の通りです。
もちろんすべての方がこう,というわけではないので,話半分でお願いします。

男性
40才を超えると危機感を抱いて入会に至る。どの年齢層であっても,“子どもが産める女性”に価値を感じがち。つまり35歳以下の女性。そのため,35才を越えて婚活に市場に参入する女性は,厳しい戦いを強いられることに。
学歴,仕事等はそこまで重視しない。

女性
35才を越えると危機感を抱いて入会に至る。相手の年齢は,自分の年齢±5才。アドバイザーの方曰く,判を押したようにみんな同じ答えをするとのこと(私も,相手に求める年齢的な条件を聞かれて,まさに「±5才」と答えました…)。
一方で,男性から「子どもを産める」と認定される35才以下の女性達,結婚相談所で活動し,めでたく成婚し,更に間もなく子どもを授かったとして成人するまで男性が働けるか,つまり男性が40才よりも若いかが重要。よって,40才以上の男性は,眼中から外れる可能性が大。
あと,年収ももちろん見ますよね。

混じりあわない世界。
婚活っている単純なものさしの世界に入ると,それぞれの価値観が極端になるんでしょうね。
男性は若さを,女性は経済力を求めるという身も蓋もないお話。

打率を上げるための戦略としては,己の市場価値が高いタイミング,どちらも年齢若めで入れば入るほど,期待値が高くなるということなのですが,年齢だけは変えようがないですから,結局,今あるもので戦うしかないわけなのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?