ビジネス社会は不思議の国

ビジネス社会には不可思議な言葉がたくさん転がっている

例えば、「セルフスターターな人」
これはもちろん、物事を考えて勝手にいいように進めてくれるという意味ではないらしい
というか、企業が本当に「自分の頭で考える人間」を求めているのか?
私はとても怪しいと思っている

だいぶ前に人材紹介会社のねーちゃんに突っかかって確認したところ
「セルフスターター」いうのはつまるところ、
「会社の業務に必要な知識等を、プライベートの時間で、自費で行って
会社に還元してくれる人」らしい
会社で、業務時間内にそれをするのは、「セルフスターター」ではないんだと
なんたるご都合主義!

そして、私の体験による実感では
「自分の頭で考え」ていたら、多くの場合、既存の会社には適合できない
だって不合理なこと、理不尽なことが山のようにあるもの
「自分の頭で考え」られない人間が、これまで運営してきたんだから
それを全部拾って判断下して調整できるんですか?
その覚悟はあるんですか?

これも「セルフスターター」と同様に、全然違う意味を持たせて使われている隠語なのではないかと思う

以前も触れたように思うが、最近「どんな人と一緒に働きたいですか?」と質問するようにしていたら、「向上心のある人」という答えが複数出てきた
これも非常に不可解でしょうがない
「向上」とか「成長」というのは結果として生じるものであって、
「向上心があったから成長した」というようなものではないと思う
そしてそれらの起点になるものは「疑問を持つこと」
普段の仕事の中で「意味を問うこと」
それがあるから調べて考えて、自分の血肉にして、結果「成長」「向上」できるのである

つまり
普段いったい何を考えて仕事してるんですか?
ということになる>向上心のある人と働きたい

私は本を読むが、
自分にとって身近なテーマが生起されたときにしか読まない
世界の巨匠の残した作品を、意味も分からず読み尽くしたいと思うような熱意はもはやない
英語や会計の勉強もするが、よくサボる
やはり目の前に必要性や疑問がないと読んでも身につかないし、面白くないのだ
そういう学習のための学習が成り立つのは、若いうちだけだろう

まとめれば
自分の頭で考えてきた人間は、そもそもビジネス社会に適合した人間と話が合わない
ということですよ
安易なコミュニケーションは不可能
だって前提が間違ってるもの
全然論理的ではない

はてさて
こんな説明をいったい誰に何度すればいいのかな……
しかも自分にとって全くプラスにならないのに