オムライスと時間の過ごし方
お昼に食べたオムライスが美味しい。
コンビニで選び取り電子レンジで温めて食べる。
その行為に生きていることを実感するのだが、
わたしは自分の可愛いでそのオムライスを食べたい。
胃の中に食べ物をいれ、ふわりとした感情になるのは
オムライスの卵がふわふわだったからなのだろうか。
そんな余韻を残しつつ、
春から新しく始める仕事に安堵しつつ、出来合い性という言葉で時間に追われることのない落ち着きを得たような気がする。
わたしはとてもせっかちなのですぐに答えを求めたがる。
自分の生育環境に余裕がなかったからなのか、
都会の街がそうさせていたのかは分からない。
ふわりとした舌触りを残しつつ、
ベッドでわたしはわたしを演じてみた。
さながらYouTubeのモーニングルーティンの様な。
こんな時間の流れ方も悪くない。
そんなことを考えたのち、さてとと我に帰って
アニメでもみて世界観に没入してみようか、
さては愛犬が粗相をしてしまったベッドの洗濯物の取り込みをしようかなどと考え、
静かに自分の時間に浸るのであった。
自分次第で凶にも吉にもなる。私の考え方だ。
味は美味しくなかったけど、
ほわほわしてる。わたしも安心感が欲しい。
そんなことを考えて追われることのない平和もいいなと思った。
田舎に行くのはなんかいやだけど、
今の生活は凄く恵まれていると思った。
生活苦で死なないんだもん。
コロナや震災で更に困窮するだろうから、
無駄遣いはやめようと思った。
私が欲しいのは安心感だ。
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