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アプリ甲子園2020 決勝大会レポート

2020年11月1日(日)、全国の中高生を対象にしたスマートフォン向けアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園2020」の決勝大会が開催されました。

2011年にはじまったアプリ甲子園は今年で10回目の開催。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため初の無観客、オンラインでの開催となりました。

例年とは少し違う雰囲気のなか、二次選考会を勝ち抜いたファイナリスト10組が会場であるチームラボオフィス(東京都千代田区)に集結しました。


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決勝大会ではファイナリスト10組がプレゼンテーションを行い、アプリの企画力を審査。
その後、端末上で実際にアプリを操作したり、ソースコードを確認しながら実装力も採点し、最終的に『企画力×技術力』の総合点で最優秀作品が選出されます。

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決勝大会の流れは、前半では「企画力審査」、後半では「技術力審査」を行ないます。

企画力審査では、ファイナリスト10組によるプレゼンテーションと質疑応答を行います。
そして、「独創性・新規性」「消費者支持度」の2つの観点から5人の審査員が審査し、企画力審査の得点はその場で発表されます。

つづく技術力審査では、審査員のみが別室にて実際の端末を触りながら「UI・UXデザイン」を審査。
また、事前に提出されたソースコードから「実装力」「技術チャレンジ」を審査します。

そしてこれら5項目×100点満点の合計500点満点でベストアプリアワードが決定されます!

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独創性・新規性
企画内容の斬新さ、オリジナリティがあり、世の中にない新しいアイディアが含まれているか
消費者支持度
利用を想定したターゲットの課題を解決し、利用者に支持されダウンロードに繋がることが見込まれるか
UI・UXデザイン
ボタンの配置、入力方法、レスポンスのスピードなど、ユーザーが快適にアプリを操作できるUI・UX設計がされているか、また企画に適したデザインコンセプト・洗練されたデザインになっているか
実装力
企画した内容を実現できているか、動作の安定性、機能の充実など、企画に対して技術的に完成度が高い作品になっているか、実現に適した技術を使用できているか
技術チャレンジ
難易度の高い技術や、広い領域に渡るなど技術的に優れているか


ファイナリスト紹介

今年はソーシャルディスタンスを保つために、ファイナリストは各席に座ったままで登場しました。

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ファイナリスト10組は、発表順に以下の方々です。

後藤直人さん(栄光学園高等学校 2年)
佐野裕馬さん(長岡工業高等専門学校 3年)
古賀滉大さん(明星学園高等学校 3年)
小山愛理さん(東京学芸大学附属国際中等教育学校 2年)
島田東子さん(豊島岡女子学園高等学校 3年)
武田和樹さん(東京都立産業技術高等専門学校 1年)
杉山丈太郎さん(世田谷学園高等学校 2年)
工藤彩名さん (山手学院高等学校 3年)
矢島良乙さん(大阪府立富田林高校 1年)
安藤春香さん・大木康平さん(小石川中等教育学校 2年)

※決勝大会発表順


審査員紹介

続いて、本大会の審査員の皆さまをご紹介します。

審査員長
ライゾマティクス・アーキテクチャー主宰
齋藤精一さん

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事業構想大学院大学学長 / 宣伝会議取締役メディア 情報統括
田中里沙さん

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Microsoft / Cloud Developer Advocate
千代田まどか(ちょまど) さん(@chomado

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慶應義塾⼤学環境情報学部教授、博⼠(政策・メディア)
中澤仁さん

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早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所所長・教授
鷲崎弘宜さん

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総合司会

そして総合司会は、清水麻美子さんと、「QuizKnock」須貝駿貴さん(@Sugai_Shunki)のお二人です。

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須貝さんは昨年の決勝大会に引き続き、二年連続の総合司会です!

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企画力審査

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まずは、プレゼンテーションによる企画力審査です!

プレゼン時間は4分間。

独自のアイデアで考えられているかという「独創性・新規性」、
そして、純粋にこのアプリケーションをダウンロードしたいかという「消費者支持度」の2項目が審査されます。
1項目20点満点とし、2項目で40点、審査委員5人の合計200点満点で得点が出されます。

決勝大会の発表順は、二次選考の上位者から順に希望の順番を選択していただきました。

ファイナリストの堂々たるプレゼンテーションの様子は、ぜひ動画でご覧ください!


Entry No. 1
「ARWars」
後藤直人さん(栄光学園高等学校 2年)

<アプリの説明>
ARを用いたオンライン対人型シューティングゲーム。
インターネットやBluetooth通信を使って行われるiOS同士のMultipeerConnectivityを利用して通信して、AR空間を共有し対人型を可能にしている。

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Entry No. 2
「Zikanri 」
佐野裕馬さん(長岡工業高等専門学校 3年)

<アプリの説明>
アプリのコンセプトは「記録の方法で毎日が変わる」。
単なる活動記録アプリではなく、活動を価値アリ・ナシで分けて記録するという大きな特徴を持っています。価値アリ・ナシの活動のみに限定して記録するので、毎日の振り返りを価値のみに集中することができます。これによって毎日の価値改善に繋げやすくなっています。

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Entry No. 3
 「勉強スケジュール べんすけ 」
古賀滉大さん(明星学園高等学校 3年)

<アプリの説明>
「学校外における勉強の時間割を作成する」。自宅などで行う勉強の時間割(日程)を自動で作成するアプリ。
スケジューリングされたものはアプリ内の「最近の予定」と「今日の予定」の画面で確認できる。「最近の予定」では現在からの1週間の予定が確認できる。

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Entry No.4
「Prep for」
小山愛理さん(東京学芸大学附属国際中等教育学校 2年)

<アプリの説明>
プレゼンテーションが苦手な人へ向けたプレゼンテーションの練習をサポートするアプリ。音声入力により自分が話している内容を表示し、さらにどの言葉を何回使ったかわかる。
音声入力やタイマー、保存機能など便利な機能とともに語数カウント機能などもある。

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Entry No.5
 「Planisphere」
島田東子さん(豊島岡女子学園高等学校 3年)

<アプリの説明>
星座早見盤を使って星座を観察するパズルゲーム。
観察した星座の星達をビームで貫き、すべての星を貫くと星座が現れクリアとなる。クリアした星座の星はコレクションに加えられそれぞれの星座についての神話などをコレクション画面から見ることができる。ステージは全部で47個。

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Entry No.6
「編模様(あもーよ) イラスト手編み支援アプリ 」
武田和樹さん(東京都立産業技術高等専門学校 1年)

<アプリの説明>
イラスト手編みを支援するアプリ。
アプリ内でイラストを描くこともでき、本には載っていないようなオリジナルの編み図をカラーで作れる。色が変わるまでの数が表示されることで編み間違いを減らすことができる。
自分だけの作品を、時間を忘れて編み続けてしまうほど楽しく簡単に作れるようになります。

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Entry No.7
「Habitan」
杉山丈太郎さん(世田谷学園高等学校 2年)

<アプリの説明>
色塗り感覚で勉強を記録し、可視化することで勉強を習慣化させてくれるシンプルな勉強記録アプリ。
勉強記録が色でつけられていくので、「どれくらいの時間」「何を」「いつからいつまで」勉強したのかが一目でわかる。勉強時間のグラフも自動で生成されるので、勉強時間の偏りを防ぐこともできる。

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Entry No.8
 「EMOi+ 」
工藤彩名さん (山手学院高等学校 3年)

<アプリの説明>
キャッチコピーは「ヲタ活が捗るアプリ」。趣味を持つ皆さんのヲタ活を捗らせます。
コンサートのセットリストや出演者などを記録したり、趣味や記念に買ったグッズを一覧表示でコレクションすることなどができる。感情も記録することができ、エモいを思い出すことができる。

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Entry No.9
「Score Player」
矢島良乙さん(大阪府立富田林高校 1年)

<アプリの説明>
楽譜をカメラで読み取ってMIDIファイルに変換をし、再生するアプリ。
楽譜を自動再生するための打ち込み作業をなくし、練習に集中できるようになる。
練習中にリズムや旋律がわからなくなっても、楽譜を写真でとるだけで全体を通して楽譜を再生することができる。また、変換したMIDIファイルを共有することもできるので後からパソコンで開くこともできます。

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Entry No.10
 「宿題管理アプリ Skimer」
安藤春香さん・大木康平さん(小石川中等教育学校 2年)

<アプリの説明>
中高生の宿題を管理するためにデザインされたタスク管理アプリ。
ランキング機能やタイムライン機能があり、ゲーム感覚で宿題ができる。
普段の宿題の締切や計画を管理しやすくし、クラスメイトとモチベーションを高め合うことを目標としている。

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各組のプレゼンテーションのあとには、審査員の方々との質疑応答。さまざまな観点からアプリに対するコメントをいただきました。プレゼンが終わり少しリラックスしたファイナリストの表情もみられました。

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技術力審査

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企画力審査のプレゼンテーションが終了し、続いては技術力審査。

審査員は別室にて実機操作をしながらUI/UXデザインやプログラムソースコードを実際に確認しながら審査を行い、総合得点を出していきます。


結果発表

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技術力審査も終わり、いよいよ結果発表!
ファイナリストたちは少し緊張した面持ちで結果発表を待っています。

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技術総評

結果発表の前に、今回の技術審査員を務めてくださいました、竹内秀行さんより技術総評を頂きました。

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<技術総評>
楽しくプログラムを審査させていただきました。
技術力審査ですが、事前にプログラムをいただき、私の方で全部ソースコード読みました。名前や学校名などは完全に伏せた状態で審査をしているので、本当にプログラム自体が正しくかけているかとか、技術的に面白いことをしているか、というところだけを見て審査をしています。

毎年エントリーされる作品のレベルはどんどん上がってるなと思っています。この一因として、やはり、アプリ自体がどんどん作りやすくなってるというのはあると思いますが、中高生の方々がちゃんと新しい技術を吸収して、しっかりとアプリを作られてるのは本当にすごいなと思います。
今年は企業でもあまりまだ使われてないようなFlutter(フラッター)を使っているような作品もちらほら見られましました。

技術力審査は、大きく分けて「実装力」と「技術チャレンジ」という形で点数をつけています。

「実装力」の方は、実際に会社で働いた時に問題なく他の人たちとサービスを開発できるかどうかというところを中心に見ています。
本当にプログラムをちゃんと書けているか、言語を使いこなせてるかどうか、モジュールを分割できているか、などを見ています。
「実装力」が90点以上の人達は、もう会社で働いていても何ら不思議じゃないレベルだなとは思います。

もう一方の「技術チャレンジ」については、本当に自分自身でプログラムの作り方を考えて組んでるとか、自分自身で本当に新しいアルゴリズムを作ってるか、といったところを評価しています。
この「技術チャレンジ」は、「自分自身によく悩んでプログラムを組んでいる人達」というのを強く評価してます

本当に皆さん面白い作品をたくさん見せていただきありがとうございます。


技術総評も受けて、いよいよ各賞受賞者の発表となります!

技術賞

まずは、技術賞です。
この賞は、ファイナリストの中で、もっとも技術力の際立った方が表彰されます。

技術賞は・・・

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【技術賞】
「Planisphere」
島田東子さん
(豊島岡女子学園高等学校 3年)

技術審査員の竹内さんより、賞状の授与とコメントを頂きました。

<審査員:竹内さんコメント>
プログラムを読んでいて僕自身すごくワクワクしました。
ソースコード自体の書き方がすごく良かったというのもあるんですけれども、どちらかというと、自分自身の高校数学の知識を使って、星座の線と線をつなげるだとか、sin(サイン)cos(コサイン)、あとarctan(アークタンジェント)などをちゃんと使ってやってるというところをすごく評価しました。
<島田さんコメント>
一番もらえると思ってなかった賞なので、本当にびっくりしてます。ありがとうございます。

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特別企業賞

続いて、特別企業賞の発表です。

Cygames賞は・・・?

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【Cygames賞 】
編模様(あもーよ) イラスト手編み支援アプリ 
武田和樹さん
(東京都立産業技術高等専門学校 1年)

株式会社Cygames 社長室の星野健一さんより、賞状の授与とコメントをいただきました。

<株式会社Cygames 星野さん コメント>
Cygamesはゲームだけではなく、アニメや漫画といったコンテンツを作っている会社です。
コンテンツを作るのには、”クリエイター”というのがとても重要な役割を果たしていまして、こういったイベントやコンテストの協賛などを通して、クリエイターを支援していきたいなというふうに考えています。

編み物というのも、クリエイティブだと思います。
そして、「編模様(あもーよ) 」はクリエイターを支援する、クリエイターを応援していくためのアプリである、というところに非常に共感を得まして、Cygames賞に選ばさせていただきました

UI 周りなどは、これからよくしていく必要があると思うんですけれども、「編模様(あもーよ) 」はしっかりと使えるアプリになっているんですね。そういった完成度というのも評価させて頂きました。

ぜひUI部分をこれからブラッシュアップして、親しみやすいアプリに育ててもらえたらなと思います。
<武田さんコメント>
受賞すると思ってなかったので、すごく嬉しいです。ありがとうございます。

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特別企業賞、続いて、「マイナビ賞」は・・・?

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【マイナビ賞】
「Prep for」 
小山愛理 さん
(東京学芸大学附属国際中等教育学校 2年)


株式会社マイナビ マイナビ進学編集部の上村亨さんより、賞状の授与とコメントをいただきました。

<株式会社マイナビ  上村さんコメント>
マイナビ進学は、中高生向けに将来のことを考えてもらうようなサービスを色々と提供しています。
その中で我々が大事に考えているのは、中高生自身が自分たちの生活の中で起こるさまざまな問題を自分たちの力で解決していく力を身につけること。それがすごく重要だなと思ってます。
我々も社会人になるとプレゼンの機会はたくさんあるんですけれども、なかなか口癖などは直らなくて、何回も何回も練習して直していくということも多いです。それをこのアプリという技術を使って解決していくというところが、高校生ならではの新鮮な発想だなと思って、マイナビ賞に選ばせていただきました
これからもいろんなアプリ開発に挑戦してください。
<小山さんコメント>
率直に嬉しいです!
自分のアプリを作る時、いつも考えてるのは、自分しかできないもの、高校生だからできるものを作りたいと思っていて、それが評価されたのがすごく嬉しいです。ありがとうございます。

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総合結果発表

技術賞、特別企業賞の発表も終了し、いよいよ総合結果上位3組の発表となります!

総合結果発表では、「企画力審査」、「技術力審査」の合計点の上位3名の方を表彰します。

それでは、第3位から!

第3位は・・・!

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【第3位】
「ARWars」
後藤直人さん
(栄光学園高等学校 2年)


審査員の鷲崎さんより、賞状の授与とコメントを頂きました。

<審査員:鷲崎さんコメント>
コロナ禍の中で、なかなか物理的な接触を伴う遊びがしにくいという状況があります。そうした中で、物理的な世界で適度な距離をもって集まりつつも、最後のやりとりはデジタル空間でという、まさに拡張現実をして遊びや価値を実現していくという、こういった時代にふさわしい拡張現実の応用の形を見せてくれました。それは非常に良かったなと思います。
そしてそれをきちんと実現するための通信やフレームワークの使いこなしも含めたしっかりとした技術力もありました
ぜひ今後は、外で遊ぶような内容でもありますので、周囲の安全に気をつけるとか、現実世界のオブジェクトをゲーム世界でも活用するであるとか、さらなる今後の展開というのを期待させます。
今後の展開といえばですね、もし今後大学の進学などを考える場合、是非、早稲田大学を候補の一つとして考えてもらってもいいかなと思います(笑)。
おめでとうございます。
<後藤さんコメント>
すごく嬉しいです!今回3回目の挑戦で、いままで決勝に一度も来れなかったんですけど、高校2年生でこれが最後かなと思って頑張ったので、受賞できてすごく嬉しいです。ありがとうございました。

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続きまして、準優勝の発表です! 

準優勝は・・・!!

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【準優勝】
「宿題管理アプリ Skimer」
安藤春香さん、大木康平さん
(小石川中等教育学校 高校2年)

審査員の中澤さんと千代田さんより、賞状の授与とコメントを頂きました。

<審査員:中澤さんコメント>
このアプリは、そもそもお二人の高校での体験が動機としてはじまってるというのがすごくよくて、そしてそれを自分たちの力で解決するというのが非常に良かったと思います。
しかもその解決が、今世の中にある LINE のプラットホームの上に自分たちで作ったものを載せて、すごくなめらかに解決されたというのが大変素晴らしかったと思います。
それで、大学の先生もまだ結構紙の配布が多くてあまり偉そうなこと言えないんですが(笑)、お二人には是非、慶応大学にきていただきまして、それで高校だけじゃなくて大学の教育も良くしていっていただきたいと思います。おめでとうございます。
<審査員:千代田さんコメント>
技術によって自分たちだけでなく、自分たちの周りの人たちも助けようという気持ちがすごく伝わってきました。同じ学校の50人位にアプリを配布してフィードバックをいただいてどんどん良くしていったていう話がすごく感動して。
技術で生活を良くするっていうのが本当に素晴らしいなって思います。
アプリ自体の総評は先ほど中澤先生がおっしゃった通りでそれも良くて、何もかもが素晴らしかったです。
<安藤さんコメント>
プログラミングは私にとっては青春なので、結果を残せてとても嬉しいです。これをみんなに使ってもらうことが最終的な目標なので、それに向かって頑張りたいと思います。
<大木さんコメント>
この決勝で準優勝できてとても嬉しいです。親とか友達とかはじめ本当にいろんな人に助けられて、その上で自分はなんとか成長できたのかなって思うので、本当に感謝を忘れずに、これからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。

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それではいよいよ優勝の発表です!

アプリ甲子園2020、栄光あるベストアプリアワードを獲得するのは一体誰なんでしょうか?

アプリ甲子園2020 優勝は・・・!!!

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【優勝】
「Planisphere」 
島田東子さん
(豊島岡女子学園高等学校 3年)

島田さんは技術賞とのW受賞となりました!

審査員の齋藤さんと田中さんより、賞状と優勝トロフィーの授与、そしてコメントを頂きました。

<審査員:斎藤さんコメント>
点数見ていただくと分かる通り、企画力も技術力も申し分なく、満場一致で島田さんの優勝となりました。
今回作られたアプリには、ゲームとか、教育とか、コミュニケーションツールとか、色んな要素が入っていると思いますが、非常に全体のバランスが良く、我々も驚くほどのクオリティだったと思います。おめでとうございます。
<審査員:田中さんコメント>
「宇宙飛行士のお父さんの留守を預かる少女が、夜空を眺めながら星座早見表をみる」という、このコンセプトを聞いた時に、本当に3秒で島田さんの世界に引き込まれました。
クリエイティビティに溢れていて、これからいろいろなものを作る時にも、すばらしい能力を発揮されるのだろうなと想像し、期待が膨らみました。
宇宙のような無限の可能性を備えた島田さん。センスにますます磨きをかけて頑張っていただきたいと思います。本当におめでとうございます。
<島田さんコメント>
今まで頑張ってきたのがすごく報われたので本当に嬉しいです。ありがとうございます。

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審査員講評

最後に審査員のみなさんから一言ずつ講評をいただきました。

Microsoft / Cloud Developer Advocate
千代田まどか(ちょまど) さん


みなさんが本当にすごかったです!みんな頑張ったのが分かったので、本当に感無量です...!ありがとうございます。素晴らしいもの見させていただきました。

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慶應義塾⼤学環境情報学部教授、博⼠(政策・メディア)
中澤仁さん


皆さんの作品が、毎年そうではありますけれども、やはり今年も素晴らしくって。それは何が素晴らしいかと言うと私が色々勉強をさせて頂いているというところが素晴らしい。「ああなるほど、今はこんなふうにプログラムを書くのか」とか、「こんなツールを使ってプログラムを書くのか」とか、「高校生とか中学生の発想はこんなふうになるのか」っていうのが、ひしひしと伝わってきます。それでまた今日は楽しい記憶とともに帰ることができるということで、皆さんにはお礼を申し上げたいというふうに思います。ありがとうございます。

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事業構想大学院大学学長 / 宣伝会議取締役 メディア情報統括
田中里沙さん


今回は本当に欲しくなるアプリばかりでした。参加してくださった皆さんは、普段から問題意識を持って生活していると感じましたし、自分の事はもとより、周りの人のこと、家族や大切な人に思いを馳せて、社会の中にある課題を発見したり設定したりする力を発揮していて、素晴らしいと思いました。
今、社会では「イノベーション人材」が求められていますが、ファイナリストの皆さんはすでにその能力を備えています。ぜひアプリ甲子園をきっかけに、その力に磨きをかけてほしいと思います。

今回の特徴としては、アプリ開発の姿勢にすごく客観性があって、冷静に現実を見て、その上に自分たちにしかできない想像力を発揮している点です。それが爽やかでしたし、実力だと思えました。
誰かを幸せにする、誰かを楽しくさせてくれる、魅力的なアプリが出揃いました。皆さんの卓越した才能とこれからの成長に期待を寄せながら、今日のファイナリストと受賞者のみなさんにお祝いを申し上げます。本当におめでとうございました!

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早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所所長・教授
鷲崎弘宜さん


本当に楽しく審査をつとめさせていただきました。
今回はこのコロナ禍の中で、じゃあ自分達にいったい何ができるのか、自分たちだからこそ気がつくこと、その課題、というものをデジタル技術で解決していく。そういう非常にたくましい取り組みが多く見られて私自身もとても勇気づけられる思いです。ぜひこれからも活躍していってほしいと思います。

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最後に、審査員長の斎藤さんより、総評をいただきました。

審査員長
ライゾマティクス・アーキテクチャー主宰
齋藤精一さん


受賞された方、本当におめでとうございます。
今回敢えなく受賞できなかった人も、ぜひ悔しんでもらって、来年まだチャンスがある人はぜひ引き続きチャレンジしてもらえたらなと思ってます。

今 DX っていうことがいろんなところで言われてますが、まだこういうアプリという概念自体もなかった時代には、問題を見つけてもどう解決するかというところで、中学生高校生だからできないみたいなこともあったと思いますが、こういうような今の時代に、みんなにはいろんな道具があります。

そしていま君たちは、自分たちが見た問題というのをどう解決するか、その問題を頭に入れておくだけではなく、ちゃんとアクション起こして、それに対して立ち向かってるわけです。

「これからの人材」って言うとちょっと大人っぽいですが、何か問題を見つけて、それに対してちゃんとアクションをして、それに対するソリューションを世の中に投げていく。このことは本当に重要になってきていると思います。

仕事の中でよく見るんですが、今まで作られてきた世の中の方程式っていうのは今ほぼなくなってる状態です。
なので、ちゃんとしっかりと何が問題なのかを見つけて、それに対して考えてアクションをする。そのための道具は今たくさんあります。そして横のつながりもあります。

ぜひ今日も仲間をたくさん作っていただいて、オンラインで見られている方々もぜひコミュニティを作っていただいて、これから世の中が少しでも良くなるように、明るくなるように、みんなで力を合わせて新しい時代を作っていっていただければなと思っております。

僕たち大人が見えてない風景というのが皆さんに見えてると思います。
ぜひ胸を張って、次の時代をどんどんアクション起こしていっていただければなと思います。

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おわりに

ゲームアプリ、タスクや時間の管理や効率化のためのアプリ、日常を楽しむアプリなど、今回も多様な作品が決勝大会に残り、ファイナリスト10組の作品レベルもプレゼンレベルもとても高いものでした。

不便なものを便利に
非効率なものを効率的に
つらいことを楽しめるように
楽しいものはより楽しく

若い世代の彼らだからこそ気づく身近な課題、課題に対する視点。
それらを自分の持っている知識、技術、時間、そして創造力をフル活用して解決していく力。
どの作品からも力強さを感じ、今年も非常にレベルの高い大会となりました。

目の前の世界を少しでもよくしたい!
その思いと行動の積み重ねで、社会は変わっていきます。

この先の社会がどうなるか、誰にも予測できない世の中ですが、ファイナリストたちが作品を通して発揮した課題発見力や課題解決力、そしてクリエイティビティーは、これからの社会でもますます重要となってきます。

そうした力をすでに持っている若い彼らが、今回の経験を糧に、この先もさらに力を伸ばし大きく活躍していくことを期待しています!

今年も素晴らしい作品のご応募をありがとうございました!

来年も、アプリ甲子園は中学生・高校生のみなさんのもつクリエイティビティーを世の中に解き放つ場として、みなさんの挑戦をお待ちしてます!!

「クリエイティブは、君の中にある」


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アプリ甲子園2020 大会結果

総合結果

優勝
島田 東子「Planisphere」

準優勝
安藤 春香、大木 康平「宿題管理アプリ Skimer」

第三位
後藤 直人「ARWars」
技術賞
島田 東子「Planisphere」
特別企業賞

Cygames賞
武田 和樹「編模様(あもーよ) イラスト手編み支援アプリ」

マイナビ賞
小山 愛理「Prep for」


協賛

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特別協力

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アプリ甲子園実行委員会2020

アセット 1



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