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【アプリ甲子園2020】ファイナリストインタビュー vol.2 │ 佐野裕馬さん、武田和樹さん、工藤彩名さん

アプリ甲子園とは?
アプリ甲子園は、2011年にスタートした中学生・高校生のためのスマートフォンアプリ開発コンテストです。2020年の今年の大会で、10回目の開催となります。

この記事では、10月18日に行われた二次選考会を突破した「開発部門」の10組のファイナリストのうち、以下の3組をご紹介します。※紹介順は順不同

「Zikanri」佐野裕馬さん
「編模様(あもーよ) イラスト手編み支援アプリ」武田和樹さん
「EMOi+」 工藤彩名さん


「Zikanri」 佐野裕馬さん

参加形式:個人での参加
アプリ甲子園大会参加回数:2回目
学年:高等専門学校3年生

Q1. アプリ甲子園2020ではどのようなアプリを制作しましたか
「時間の価値」という新しい観点を追加した毎日の活動記録アプリです。

Q2. 今回大会に応募しようと思ったきっかけを教えてください
前回(2019)が初めて参加したアプリ甲子園だったのですが、見事に一次予選で落選してしまいました。2019はチームでの参加でした。
今年は自分自身を評価していただきたいと思い、個人開発でチャレンジさせていただきました。
他の参加理由としては、周りと比べた自分の実力の確認と去年の悔しかった結果へのリベンジです。

Q3. アプリの「ここは見てほしい!」と思える部分はどこでしょうか
アプリのUIです。
Flutterのテンプレートのような構成をほとんど使わないことで、新鮮かつアプリの目的に最適化した分かりやすい画面を実装できています。
個人開発なのでデザインからアプリのビルドまでを一人でこなしています。

Q4. アプリの、作っていて苦労した点などはどこでしょうか
データの扱いです。
このアプリは管理するデータの量がかなり多いので、変数名で何のデータか分かるように意識しました。
また状態管理にも気を付けました。
画面全体をデータ変更時に更新するのではなく、最小単位のWidget内で更新することでアプリが重くなることをなるべく防ぎ、ユーザーのアプリ使用を考えた設計を意識しています。

Q5. 今回発表したアプリは、どんな人に使ってほしいですか
ターゲット層としては、まず高校生です。
人生の中で貴重な期間だと思うので、なるべく無駄にしないために、毎日の生活を見直す目的で使ってもらいたいです。
次に社会人の方です。社会人の方は自由に使える時間が学生に比べて少ないと思います。
また、仕事が忙しく生活が型にはまってしまいがちなので、価値で生活を見直してより良い生活を送ってほしいと思います。

Q6. いつからプログラミングを始めましたか?
2年前からです。

Q7. 今までに完成させたことのあるアプリの数はいくつですか?
今回のアプリ「Zikanri」が私が初めて作成したアプリになります。そ
の後、一次予選通過を果たした「明日の予定」というアプリを作成したのが2作目ということになります。

Q8. アプリを制作する上で大切にしていることはありますか?
アプリの柱となるアイデアです。
なんでもかんでもアプリを作ろうとするのではなく、こだわったアイデアのみを集中して開発するようにしています。そうすることでクオリティの高いアプリを開発できると考えています。

Q9. アプリを制作していて、よかったな、と思ったことはありますか?
アプリをダウンロードしてもらうことで、人の役に立っていると実感できるのが制作してよかったなと感じる時です。あと英語のドキュメントを読むので、その理解力が深まったことです。

Q10. アプリ制作以外での趣味などはありますか?
競技プログラミング、スポーツ、ペット動画、技術書の読書などかなり幅広いです。

Q11. 尊敬しているクリエイターはいますか?
フラー株式会社の渋谷修太さんです。同じ高専の卒業生として実績を残しているので尊敬しています。

Q12. 将来はどんなことをしたいですか?
いろんなことを広く学び、興味があることを見つけてそれを伸ばしていきたいと思います。

Q13. アプリ甲子園2020 決勝への意気込みを聞かせてください!
ファイナリストに選ばれたからには自信をもって、二次予選で頂いたアプリ評価よりも上を目指して頑張りたいです。

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「編模様(あもーよ) イラスト手編み支援アプリ」 武田和樹さん

参加形式:個人での参加
アプリ甲子園大会参加回数:初めて
学年:高等専門学校1年生

Q1. アプリ甲子園2020ではどのようなアプリを制作しましたか
編模様(あもーよ)はイラスト手編みを支援するアプリです。オリジナルの編み図を作り、色が変わるまでの数が表示されることで編み間違いを減らすことができます。自分だけの作品を、時間を忘れて編み続けてしまうほど楽しく簡単に作れるようになります。

Q2. 今回大会に応募しようと思ったきっかけを教えてください
せっかく作ったアプリなので多くの人に見て欲しいと思ったからです。

Q3. アプリの「ここは見てほしい!」と思える部分はどこでしょうか
外部の画像を取り込むときにうまく取り込めるように苦労したので注目していただきたいです。

Q4. アプリの、作っていて苦労した点などはどこでしょうか
初めて作ったアプリなので作りたい機能をどうやったら作れるのかなど分からず大変でした。

Q5. 今回発表したアプリは、どんな人に使ってほしいですか
編み物の中でも自分の描いたイラスト絵を編み込むというのは比較的少ないと思うので普段編み物をする人や、初めて編み物にチャレンジする人などにも使ってもらいたいです。

Q6. いつからプログラミングを始めましたか?
小学校3年生からscratchをやっていてUnityを使い始めたのは中学3年生ごろです。

Q7. 今までに完成させたことのあるアプリの数はいくつですか?
2つ(編模様、PONPON模様)です。

Q8. アプリを制作する上で大切にしていることはありますか?
初見のユーザーはどのように操作するか考えながら作るように意識しました。

Q9. アプリを制作していて、よかったな、と思ったことはありますか?
一度母が職場でこのアプリを使って、帽子を編んでいたところ小学生の女の子に欲しいと言われ、編んであげてとても喜ばれたという話を聞いて嬉しかったです。

Q10. アプリ制作以外での趣味などはありますか?
アニメを見たりしています。

Q11. 尊敬しているクリエイターはいますか?
特にいないです。

Q12. 将来はどんなことをしたいですか?
あまり決まっていませんが物を作る支援をするツールなどを作り続けたいと思っています。

Q13. アプリ甲子園2020 決勝への意気込みを聞かせてください!
皆さんの印象に残るように頑張ります!

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「EMOi+」 (エモイプラス)工藤彩名さん

参加形式:個人での参加
アプリ甲子園大会参加回数:2回目
学年:高校3年生

Q1. アプリ甲子園2020ではどのようなアプリを制作しましたか
「ヲタ活が捗るアプリ」です。ヲタ活の記録をして見返すことができます。

Q2. 今回大会に応募しようと思ったきっかけを教えてください
高3なので応募できるラストチャンスだったからです。

Q3. アプリの「ここは見てほしい!」と思える部分はどこでしょうか
RECORDS画面(ヲタ活記録の一覧)でパッと見てその時の感情がわかる顔文字です。

Q4. アプリの、作っていて苦労した点などはどこでしょうか
データの保存等にfirebaseを利用したり、また細かくアラートを出すなど使いやすく見やすいデザインを考えたりした点です。

Q5. 今回発表したアプリは、どんな人に使ってほしいですか
私のように"ヲタク"の皆さんにぜひ使って欲しいです。

Q6. いつからプログラミングを始めましたか?
本格的にiPhoneアプリの開発を始めたのは高校1年からです。

Q7. 今までに完成させたことのあるアプリの数はいくつですか?
ストアでリリースできる程度に完成させたのは今回のアプリも含め2つです。

Q8. アプリを制作する上で大切にしていることはありますか?
使いたいと思ってくれる人がいるかどうか、直感的なデザインか、そして既存のアプリには無いような機能を考えることです。

Q9. アプリを制作していて、よかったな、と思ったことはありますか?
自分で何かを作ることの楽しさを知りました。

Q10. アプリ制作以外での趣味などはありますか?
野球観戦、カメラ、アイドルヲタクです。

Q11. 尊敬しているクリエイターはいますか?
5人組アイドルグループ、CY8ER(読み:サイバー)の苺りなはむさんです。企画力、プロデュース能力が高いからです。

Q12. 将来はどんなことをしたいですか?
エンジニアになって、誰かの人生を豊かにするお仕事をしたいです。

Q13. アプリ甲子園2020 決勝への意気込みを聞かせてください!
まさかファイナリストに残るとは思っていませんでした。大学受験があり、二次選考の日は模試が被ってプレゼン動画提出のみだったため、実際に他の皆さんのプレゼンを見られることを楽しみにしています。精一杯頑張ります。

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アプリ甲子園決勝大会は、2020年11月1日(日)13:00〜よりライブ配信します!
※今年度は、無観客オンライン開催となります


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