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IT思い出話(50)

昨今のAIに思う

昔、ほんのちょっとだけ人工知能関連の勉強をしたことがあって、その際機械学習について学びました。

人間が学ぶように、計算機にも何度も繰り返し指示を与えることを繰り返すと、理由はわからないけど人間が出すのと同じ答えを導き出すというものでした。

この、「理由はわからないけど」というところが重要で人間が作成したアルゴリズムではないプロセスを経て、正しい結果がでるというところがミソでした。

その当時は、ふーん、おもしろいけど実用になるのかなという感じでしたが、現状の生成AIの隆盛をみているとそのポテンシャルを感じざるを得ません。

計算機の能力がこの2,30年で飛躍的にアップした結果、計算機に「学習」させることが実用的に可能になり、目に見えて人間の役に立つようになったと言えるでしょう。

短時間に大量のサンプルを学習させることができるようになったため、このようなことが実用になっていると言えると思います。

しかし、忘れてはならないのは、「なぜ」この結果が出てきたのか論理的に導き出せないという点です。人間の直感も同じと言えばおなじですが、この点だけを忘れずに、上手に利用していくことが大切だと感じている次第です。

※これまで、この記事を愛読してくださった方々へ~

次回から、「ITと酒と哲学など」というタイトルで新たに記事を書くことにしましたので、これからもよろしくお願いします。


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