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[Instagramから学ぶ]成功するアプリ事業の共通点

いつもお世話になっております。
アプリ開発の関です。

今回は、アプリを使った事業にたくさん携わってきた私が、Instagramの事例も参考に『成功するアプリ事業の作り方』についてまとめてみました。
これから、アプリ事業を始めたい方やすでに始めている方はぜひご覧ください!

私は今まで110以上のアプリ開発に携わっており、単に開発するだけではなく、インストール数アップ、アプリを使ったマネタイズ、ASO、アプリの広告などもサポートしていて「開発だけでは終わらない」というコンセプトでアプリ開発会社を経営しています。
最近では、ありがたいことにインストール数が5万を超えるアプリも出てきました。

このように、実績のある私が根拠を持って今回発信します。

これをご覧いただくことで、アプリ事業の成功に近づくでしょう。
アプリ事業で失敗したくない方はぜひ最後までご覧ください。

アプリ事業の成功率

結論、他社も合わせると52.8%程度です。(日経BPより)
結構低いと思いませんか?
最初にアプリ開発会社を経営している私の立場からは非常に伝えづらいことを告白します。 残念ですが、私が関わったアプリ開発でも10社に1社程度はマネタイズに失敗しています。 弊社以外のシステム開発会社も合わせた失敗は2社に1社程度と言われています。
※「マネタイズ or 効率化」に失敗したものを失敗としています。

この低い確率を一気に高くする方法は何か。
それはSimple is bestです。

Simple is best


アプリはとにかくシンプルにしましょう。
「いやいや、例えばLINEとかめっちゃ機能あるじゃん!」といった声が聞こえてきそうです。

確かにLINEはその通りです。
ただ、LINEは私たちの業界では「超例外」として扱われています。
LINEは「スーパーアプリ」というもので、資金力がありすぎる会社がかなり長い時間をかけて目指す形態です。
生活に必要なもの全てをLINEで完結させることを目的としています。
LINEにはLINE Payなどの決済機能やニュース機能、チャット機能、店舗ミニアプリなど様々なものがありますよね。

でも決してこれを真似して、「今から自分たちが作るアプリであれもこれも完結できるようにしよう」とは考えないでください。
失敗率が高いからです。
よほど、大きな資金を投入しない限りこれらに並ぶサービスを作ることは不可能です。
大きな資金を投入しても成功率は低いです。

今から目指すアプリ形態として全くおすすめできないです。

シンプルにするべきなのはわかった。
じゃあ、Simple is bestって具体的にどういうこと…?

一つの機能にこだわる


一つの核となる機能にこだわってその後に付随する機能を考えてみてください。
核となる機能は一つにしてください。
もし、どうしても核となる機能を増やしたい場合は最大でも二個が良いです。

例えば、instagramの前身は複雑なチェックインアプリでした。
しかし、Instagram創業者は、ある時本当に必要な機能は「写真のアップロード・共有」であることに気づきました。

写真のアップロードと共有にこだわるとどうなるのか。
例えばこんなことが思い浮かびます。

・アップロードしやすいUI
・共有の快適性
・通信速度
・セキュリティ
・デコレーション

など、「写真のアップロード・共有」というように、核となる機能1つに拘っても考えるべきことはたくさんあり、差をつけられる部分もたくさんあります。
Instagramはそこを強くしてここまで伸ばしてきたのです。

貴社がアプリを作る際も核となる機能を他のアプリよりも強くすることを心がけてください。
他のアプリより強くするには、具体的にどうすればいいのか。
まずは競合のアプリストアの評価欄を低い順に並べてください。

・そのアプリのどんな機能がいけていないか。
・どんな機能に需要があるのか。

がすぐにわかります。
これが一番簡単にできてトップ3くらいに良い方法です。

でもまだピンとくる核となる機能が決められない方は。。

行動パターン分析


Instagramは、どのようにして写真の共有にニーズがあることをつかんだのでしょうか?
行動パターン分析をしてつかみました。

最初から、核となる機能はかりでしか決まっていなかったんです。

私が、どの機能を核にするかどうしても迷ってらっしゃる方によくいうのは
「まず、核となる機能を仮で決めて3ヶ月以内にアプリをリリースしましょう。ユーザーの行動パターンを掴んで、もし他の機能を核にしたほうがいいかと思ったらその段階で試行錯誤しましょう」

もちろん、弊社では初リリースでもレベルの高いニーズ調査などを行いますが少しでもニーズを感じれば「まずはリリースする」ことをおすすめしています。

そういったアプリの場合、悩んでも当たる核となる機能は導き出しにくいからです。
リリースして、ユーザーの意見を聞いた方が早く効率的に核となる機能が決まり、良いアプリが作れます。
他にも「スモールスタート」・「スピード感」など成功に必要なことは山ほどあるのですが、また次回以降の記事にしたいと思います。

アプリ開発・アプリマーケティング支援のご依頼は下記からお問い合わせください。


メタロジカル株式会社

info@metalogical.jp


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