ありきたりな愛の言葉
小さい頃から空を見るのが好きだった。
綺麗な青色が澄み渡る冬空も
モクモクとした入道雲が見える夏空も
幻想的なピンク色が広がる夕空も
どんなにしんどい時でも空を見上げたら自分の悩んでいることがちっぽけに見えてきて、角張っていた自分の心がまるく、やさしくなるような気がした。大丈夫だよって言われている気がした。
そしてそんな空に浮かんでいる月が1番好き
暗い夜空にぽつんと浮かんでいる月も良いけれど、ふと空を見上げた時に目に入る昼の月って凄くかわいい。儚いけど優しくて惹きつけられる
空は繋がっているよなんてよく言うけれど、わたしが見ている空は晴れていてもあの子が見ている空はどんより曇っているかもしれないからそれって結局は違う空を見てるってことじゃんね
でも月って空に出ている限り、どこにいても見える月の形は変わらないらしい
どれだけ離れていても二人で同じ月を眺めることができるってロマンチックですごく好き。
もし、好きな人に「月が綺麗ですね」って言われたら、「私にとって月はずっと綺麗でしたよ」って返したいな。
大好きな君も今夜の月を見てるかな
2023.01.16
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