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欲望の見つけ方 お金・恋愛・キャリア:ルーク・バージス

入社5ヶ月目。ベンチャーならでは(弊社だけかも)の「なんで新人教育しないんですか?」を色んなところで言って回ってたら怒られが発生した。

出過ぎた真似をしている自覚はめっっっっっちゃあった。何も言われないならそれまでだし、何か言う暇あるなら出る幕無くせやの考え方なので、首輪つけられるまでは暴れる予定だった。

いい加減怒られるかなとは思っていたけど、数段階すっ飛ばしたお上からの怒られだったのでいろいろと面倒になった。

意欲的で、ベンチャーベンチャーしてる上層部の言葉をそのまま綺麗に受け取って、楽しみ、元気よく、生き生きと、良くしていきたいと思ってた私さようなら。
また会える日がくるといいね。父の書斎にはもう入らないことにしたから、虚しさを覚えることもないでしょう。


まぁ最近はこんな感じ。のんびりしてるよ、自分がどうしたいかは分からないけど。

いつだったかTwitterで出会った本。いつだって出会いはTwitter。今はもうTwitterですらない。寂しいね。

先も見えない、キャリアも分からない、会社の経営層は現場が見えてないし、理解しようとする気配すらない。転職したいな。新卒5ヶ月目は流石に痛手すぎる。

じゃあ部署移動だ!営業適正はあんまりないだろうけど、現場で潰れるよりは選択肢が広がるだろう。

とはいえ、何がしたいのかはわからない。どうなりたいかもわからない。そんなこんなで読み始めたよ。よくある自己啓発本みたいに字がデカくて行間が広くて内容が薄い感じだと思ったら意外としっかりしてたし、読み切るのに2週間かかった。通勤時間だけだとどうしてもね。

内容はどちらかと言えば仏教的で、自分の欲の根源を探そうねみたいなメッセージを受け取った。幸せの定義が不安定だから幸せを感じないのは確かにそうかも。

噛み砕く時間が欲しかったけど、図書館で借りた本&予約待ちがあって延滞できず。

どのようにして欲が生まれ、深い欲望が何かを考えるきっかけにはなった。ただ、もう少し分かりやすく書けなかったの?とも思わなくもない。(この感想はあとがきを読むとタネがわかって面白かった)

俗に言うローギアでの思考が足りてないことがよくわかった。ゆっくり深く考えるだとか瞑想だとか、自分と向き合う時間が必要だ。

就活における自己分析もそうだけど、早く正解を出すことに重きをおいた思考ばかりしてきた人間にとって、考えることは結構苦手。

じっくり考えること。現状や置かれている環境、メリットデメリットを一旦捨ててゴールを作らない自己理解が大切なのかも。そんなことしてる余裕あるかしら。生き急いでいる自覚はあるけど世界が早いんだからのんびりしてる暇はない。

自分にとっての深い欲望、ライフステージに囚われない「やりたいこと」ってなんだろうって考えた時、やっぱり英語だって思ったから、頑張る。頑張りたいね、頑張るよ。

おわり

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