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プレジデント 2023.3.17号 

英語ができるようになりたい!
思ってはいたけど、暗記が苦手な人間が挫折するのは早かった。

中学で登れない階段を眺め、高校で崖に立つ。
大学時代にも英語!って何度かなって、でも苦手意識が強すぎた。
中高6年間で育った忌避感はどうにもならない。

とはいえ洋楽とか洋画はすき。
「音楽に意味を持たせるのはナンセンスだ!」っていう主張に乗れるだけ乗って、分からないなりに楽しんでいた。洋画は字幕で楽しい。ありがとう英語ができる人。

イギリスという国への憧れが強すぎて、英語ができるようになりたい!って気持ちと、現代じゃGoogleが代理コミュニケーションしてくれるので……の気持ちがせめぎ合い、結局大学時代は何もしなかった。

就活で英語技術を言われても、ないものはないのでしょうがない。
他人のガクチカでTOEICの話が出てきても羨むだけだった。

言い訳をするのであれば、忙しかったんだよ。
世の大学生が暇だって言いたいんじゃない。シンプルに忙しいんだ。
必修と専門必修と実習で時間割がほぼ確定になり、「この授業気になるな」なんて遊びがない大学生だった。月〜金で1限から空きコマなし+午後実習な1-2年と、朝一から実習が入るか朝イチから研究室当番が入るかの3-4年。帰ってからはバイトとレポート。理系はみんなそうなのかな?じゃあ言い訳だ。

どんなに忙しくてもやる人はやるし、どんなに暇でもやらない人はやらない。運動部で文字通り朝から晩までスケジュールギッチギチの子の方が帰宅部の子よりも勉強ができたのは今も昔も変わらない。つまりは言い訳だ。できない理由を探すのが得意なもので。

まぁいい、ともかく強すぎる憧れと体力忍耐その他諸々の不足が軋んで歪んで捩れた結果、「英語学習法」の知識を豊富に蓄えてるわりに何もできない哀れな生き物ができたってワケ。

そこから脱却ってわけじゃないけど、社会人になって5ヶ月目の現時点でもうすでにいろんな不安が出てきている。このまま働いていていいのかな?とか自分にあるスキルってなんだろな?とか。働いてみないとわからないとはよく言うけれど、就活でやった自己分析がいかにお粗末であったかがよく分かる5カ月だった。

前置きはこのくらいにしておこう。これだけでずっと喋っちゃう。不安を吐き出す場所がないんだ。目の裏が緩く回っている。

タイトルが魅了的すぎたけど、プロの英語学習法収集者の私には分かる。
0秒で英語がどうこうなるならみんな多言語話者になってる。この手のまとめは知ってる話の総編集なことが多いけど、読んだ実績が欲しいし、迷子だしで読んだ。こうやって意味がわからない立場を維持し続けようとするのも無益なのは分かってる。モンスターすぎる助けてくれ。

学びはあったし、どこから手をつければいいんだ問題はちょっと解決しそうな気配。単語帳はできる人はその人に合ったものを最適だというし、「〇〇が9割」な本も同様だ。

やる気がある時に眺めているYouTuberとかの内容が、文書の形で書いてあったのが良かった。動画だと聞き流してしまう。

頑張りたいな。最終ゴールは海外で問題なくコミュニケーションが取れて1週間くらいの旅行なら難なく過ごせること。イギリスは旅行にはいいけど住むには向いてない。移住するならオーストラリアがいい。

日本語ができるツアーガイドと旅をするとかお金で解決するのもひとつだと思うし、私もそのつもりでいた。でもやっぱりある程度できた方が楽しいだろうからね。

夢が遠い。
今、人生のモチベーションが下がっているからひどいもんだよ。

1日は平等に24時間しかないから、有意義にしていきたい。

取り急ぎ、画面落ちがひどいタブレットを修理に出した。お盆挟むから2ヶ月後だってさ。焦燥感だけが募る。

おわり

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