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ずっとやりたかったことを、やりなさい。:Cameron Julia

私が初めて「モーニングページ」に出会ったのは2021年10月8日。就活でたまたま受けたデザイン思考テストの成績が良くて、フェスに呼んでもらえた時のこと。

開会式?セミナーの前?に主催の人からあったお話で、「モーニングページを毎日書く。最初は大変だし慣れないけれど、しばらくすると、どんどんエネルギーが湧いてくる」といった話を聞いたのがきっかけ。

当時も聞いたそばから「やろう!!」って思ってた。具体的なやり方を調べていたら出会ったのがこの本。実際に始めるまで3年もかかった。

正確にいうと、3年以上かかりそう。なんたってまだ始めていない。脳の中に「やりたい」が溢れているから整理のために書き出そうとしても、排水パイプが詰まっているようで全然書けない。A4ノート3ページっていう広大さに負けてしまっている自分がいる。

そんな状態からでも始めよう、書けないなら「あー書けない。全然書けない」で3ページ埋めていいんだっていうけど、めんどくさいんだよぉ〜〜〜〜〜!!!!!

思考のギアを落とすための訓練なのはわかる。違うのかな?ちゃんと読んだけどそんなことは書いてなかったな。でも私はそう受け取ったのでその流れで話します。

よく、「頭のいい人は自分の思考に手が追いつかないから字が汚い」とか言われている。これは「頭の良さ」を「回転の速さ」と定義して、「瞬時に答えを出す俊敏さ」を「良いこと」とすることで成り立つ言説。

全てのスピードが速い現代では、どうしても行動レスポンス電話を取ることなんでも速い方が良いとされる。小学生は足が速いとモテる。

ただ、じっくり腰を据えて考えることも重要だ。スピード勝負の速度が日に日に増している昨今だと、どっしりじっくりなんてやっている暇がない。ライバルなんていないのに、中高と植え付けられた「あなたが寝ている時も遊んでいる時も、あなたと同じ大学を志望する学生、みんな勉強してるのよ」といったイメージが付き纏う。

受験期に一瞬だってそんなことを言われなかった私でさえ、学校の先生が放つ「雰囲気」に呑まれていた。親には一回も言われたことがない。私がちゃんと勉強していたわけではない。「嫌々やったところで集中もないし身にもつかない。遊びに行きたいとか、何か気になるものがあるとか、あるならそっちを終わらせちゃいなさい」っていう教育方針だっただけ。

まぁだから人より楽観的だし、人よりもゆっくり考える癖はある。というか、シンプルに頭の回転が悪いので「そちら側の席」には座ろうとしない。

とはいえ、スピード勝負な世界なのには変わらないので、「腰を据える」ことはとっても苦手。何か1つのことならじっくりできるけど、同時進行なんて無理。優先順位もめちゃくちゃだ。

「やりたいこと」と「やらないといけないこと」を同列に扱ってきた弊害が今出ている。やらないといけないことよりも、やりたいことが勝っちゃう。

正確にいうと、「「やりたいこと」と「やりたいこと」で優先順位がつけられない」が正しい。
「やらないといけないこと」も強要されているわけじゃないし「やりたいこと」の1つだ。でも計画を立てて勉強をしてといった「やりたいこと」よりも「あのゲームの実況みたいな」「漫画読みたいな」が優先されてしまう。

すぐに終わるもの、考えなくていいもののほうがやりたくて、本が読めないのにスマホはできる状態。そんな本あったな。

思考がぐちゃぐちゃしてるのはわかってるから、全部吐き出す意味でやりたいなとは思ってる。

でもさ〜〜〜!!
やっぱりめんどくさいんだよな〜〜〜!!!
朝の30分貴重だしさ〜〜〜〜〜!!!!

取り急ぎ、課題とチェックインの書き起こしはしたから、「いつでもできる」状態にまではした。

んぃーーーー腰が重い。やりたいね、やらなきゃね。いつだって時間に追われて、やりたいことたちに圧迫されている。

本当の意味でやりたいことってなんだろう。
自分の成長のためのやりたいこと
自分の仕事に関するやりたいこと
できる大人になるためにやりたいこと
かっこいい人になるためにやりたいこと

手段が目的化してるものはなんだろう。
本当にやりたいことってなんだろう。

25歳。
もうモラトリウムとは言えない年齢。
向き合わないといけないタイミングかもしれない。

うーーーーん。たぶん多分やらないかな。まとめた量が多くて。
モーニングページ以外にやりたいことをよく考えて、
創造を取り戻したくなったらやるよ。


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