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とだこうき さんのエンジニア論が本質を突いていた【NoCodeCamp】

ノーコード専門オンラインサロン「NoCodeCamp」でのイベント。
今回のゲストは、東京フリーランスCTO とだこうき さんでした。
最近はノーコード学習サービス「puzzlly」を立ち上げたり、社内でもツールを活用したり、かなりアツいようです。

そんなとださんから、ノーコードへの考えや、「そもそもエンジニアとは」という部分も聞けて勉強になりました。

(7/31 最新記事)
今話題のノーコード(NoCode)って?その特徴から未来まで、現役プログラマが徹底解説!
https://tokyofreelance.jp/what-is-nocode/

エンジニアとは「プロダクトをつくる人」

コードを書くのはあくまで手段であり、目的はプロダクトを作ることです。
コードを書く書かないに関わらず、根底として忘れてはいけない考え。

何百時間、何億円と投資してコードを書いていたものが
「それノーコードで作れるよ」となれば、まず後者で作ればいいわけです。
そして浮いたリソースで、もっと本質的な部分に時間もお金も投資する。

このとださんの考えには、僕も大賛成です。

僕は最初RubyやJavaを学んでいたのですが
良い感じのアプリを作るには「これ半年くらいかかるな…」と絶望していました。

それがBubbleで作れそうだとなり、3週間で初アプリを開発しました。
そして「LINEと連携すれば更に便利だ」「ヘルプページを作ろう」と、より便利になるよう、浮いたリソースをそちらに割り振ることができました。

コード自体でなく、お客さんが使って喜んでもらえることに価値がある。

ノーコードを選択することで、よりそちらへ投資できるようになります。

デザイナーは神

とださん曰く、「デザイナーは神」です。

たとえば東京フリーランスさんのデイトラ
課題を進めていくと想定月収が割り出され、頑張りが見える化されます。
初心者からすると、エンジニア転職後の未来像が見えて楽しいですよね!

とださんは開発においてUI・UXを重視しているそうですが
こういった、ユーザーを喜ばせるUXを考えられるデザイナーさんに、めちゃくちゃ感動したそうです。

そして、これまではUI・UX部分を考えたら実装はエンジニアが行っていましたが
ノーコードを使えば、デザイナーが自分で実装できるわけです。
めちゃくちゃコスパいいですよね。

僕は現在、機能実装は分かってきたので、逆にデザイナーの領域を勉強中です。
良いUI・UXを学び、実装することで、実際に使ってもらえるアプリを開発したいです。

視聴者を不快にさせない

とださんは動画教材やYouTube発信をしていますが、コンデンサーマイクを使ったり、機材にはこだわっています。
その理由は、「不快感を感じさせないようにするため」です。

動画コンテンツは内容以外にも、声・見た目などの情報があります。
それらにもし引っ掛かりがあるとき。
つまり、音質が悪い、髪がボサボサだったりすると、動画への印象は悪くなってしまいますよね。
どんなに内容が良くても、不快さで気が散ったり、離脱されて見てもらえないかもしれません。

僕はこれは、アプリ開発にも同じことが言えると思います。
どんなに素晴らしい技術を搭載していても、動線が悪くそこまで辿り着けなかったり、やたらカクカクでUXが悪いと
その時点で印象が悪く、離脱されてしまいます。

不快な個所を無くすことで
はじめて機能を使ってもらい、良いコンテンツだと評価される。

とださんのUI・UXへのこだわりは、このような考えから来ていそうです。

みんな作って楽しめばいいのに

とださんの言葉で、これが最も印象深かったです。

とださん自身、プロダクトを作るのが楽しい。
これまではプログラミングを学ばないとできなかったことが、ノーコードで誰でもできるようになった。
それなら(批評などせず)みんなも作って、この楽しさを味わってほしい。

僕自身も、ノーコードでこの楽しさを知った一人なので、とても共感しました。
コードをイチから始めていたら、環境構築やエラーなどで挫折してたかもしれないです笑

まずはプロダクトを作って、その楽しさを知る。

そんな学習ルートが、今後できあがっていくかもしれません。

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