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必要なのは紙とペンだけ?!
人類史上最高の発明と言われているのが文字だ。あらゆる場面で利用されている文字だが、何を隠そう実はこの記事も文字で構成されていることにはお気づきだろうか。もはや人間の営みと切っても切れない存在となった文字だが、記憶媒体としての活用例を今日は紹介したい。アルゼンチン出身のロドリゴさんは昔は物忘れが酷かったがメモをとり始めてから生活が180度変わったと話す。今では1日に1冊のノートを使うほどメモをとっている彼とメモの魅力を紐解いていく。
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「とにかく忘れていたということを避けたいんだ。相手とも言った言わないの水掛け論になってしまうからね。職場や友人にはそんなにメモをとるなんて馬鹿げていると心無いことを言ってくる人もいるんだ。考え方はそれぞれだから仕方ないけど、それを言ってきた人が忘れてしまって苦しんでるところを見るとつい写真を撮ってしまうんだ。面白いからね。」
ロドリゴさんお気に入りの忘れた人ギャラリー
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今回のインタビューを通して幸せとは何だろうかと深く考えさせられた。ロドリゴさんが見せてくれた写真の人たちは確かに忘れたことによって苦しんでいた。だが一方でインタビュー中もメモをとる手を休めることはなかったロドリゴさんは、最近では手首にテーピングが欠かせなくなっているらしく、それも手放しで幸せとは言えないのではないかと思うのが正直なところだ。彼は私のインタビューを全てメモにとっていたが、最後にメモを見せてもらうと話していない時に外から聞こえてきた音まで書いてあった。さすがにやりすぎだと思った。
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