カフェ写真を撮るときに、大切にしていること
社会人一年目から始めたカメラは、おでかけやカフェ巡りをさらに楽しくしてくれるアイテム。きっかけは忘れてしまいましたが、単焦点レンズの魅力に気づいてから、さらに写真が好きになりました。
現在使用しているのはCannonの「EOSPR」と、キットで付いていた単焦点レンズ。まだまだ失敗することもありますが、少しずつ「好きな写真の特徴」が分かってきたように思います。
スマホのカメラロールも、撮った写真の8割くらいはほぼ食べ物......。友達と出かけても人の写真がゼロのことも(笑)そんなカフェオタクがカフェ写真を撮るときに、大切にしていることをまとめてみました。
・かわいい食べ物は、日の丸構図とボケで強調する
単焦点レンズの特徴のひとつが、自由にボケを操れること。「自然なボケ感」は単焦点ならではの魅力だと思います。
ボケを作るポイントは、F値を最小値にすること、被写体と背景をなるべく離すこと。初心者さんでも簡単に、被写体を強調できます。アイスクリームとか、フルーツサンドとか、なんでもかわいい~~!
はなももと一緒に撮ったけれど、被写体のみをシンプルに写す方が好きかもしれません。「日の丸構図」を使って、被写体を写真の上下左右から中央に配置すると、バランスが良くなるのでおすすめです。あとからトリミングで真ん中に持ってきても。
撮り方の正解はないので、なんとなく好きだな、と思うアングルで大丈夫です!
・横並びより、動きがある構図を
横並びの写真、なんとなく味気なく感じてしまいます。店員さんに料理を持ってきてもらう場合、当然ながらこの配置が多いので、少し前までほぼこの構図で撮っていました。
ですが、カフェ雑誌をよく見てみると、配置がくの字になっていたり、前面にメイン料理を置き、他の料理にはピントがあっていないことも多いです。
少し前に動かして見せたい食べ物を前面に持ってくるだけで、おしゃれに見える気がしませんか?思い切って食べ物に寄ってみるのもひとつの手。
Instagramは一覧で投稿写真を見た時に正方形で表示されます。投稿のための撮影を目的にはしたくないですが、縦構図・横構図でもなるべく中央に配置すると、投稿されたときに中途半端に画像が切れず、きれいに見えると思います!
・日の当たる窓際は最高である
カフェ写真を撮るとき、光の位置はとても重要です。モーニングの時間、優しい日の光が当たるカフェで撮影すると、なにも工夫をしなくても雑誌のような一枚に。
よく言われていることですが、食べ物を撮るとき、サイドまたは斜め後ろ(半逆光)から光を当てると良いです。そうすると、プリンのような高さのある食べ物は、斜めからの光で影ができることによって立体感が生まれます。何より、光が当たることでツヤができておいしそうに見えます。
上はスマホで撮った写真ですが、どんな構図でもかわいい。自然光しか勝たん。
とはいえ、カフェでいつも窓際席が選べるとは限りません。天気や席によってはどうにもならないこともありますので、運任せだと思いましょう。(笑)
ちなみに、強い光が被写体のうしろから当たる逆光は、シルエット写真の撮影に使われるほど明暗差が強調されます。チョコレートケーキをいただいたときなんて、もう.....。(味は最高においしいので全く問題ないんですが)
・心がときめく写真を収集して、好きな写真を見つける
参考にしたい構図や、ときめく写真を見つけたら「ピンタレスト」に保存しています。一度好きな写真を保存すると、似た写真が表示されるようになるので、眺めているだけで幸せな気分になれます。
鍵をつければ他の人に表示されることもなく、大量のスクショや写真をまとめるのにも活用できます。画像から似た写真を検索する機能もあって便利。
心がときめく写真を、自分でも撮影できたら楽しいですよね。まずは「好き」と感じる写真を集めてみることもおすすめです!
わたしは雑誌の「Hanako」や「OZmagazin」のようなゆるさやあたたかさを感じる雰囲気が好き。そんな写真に近づけるために、あとから編集で露出と彩度をすこしだけプラスにすることが多いです。
・撮影のための来店はしない
ここまでカフェ写真の撮り方を書いておいてなんですが、あくまでカフェに行くのは料理はもちろん、空間や雰囲気を楽しむため。シャッター音が気になる方もいらっしゃるのだろうし、淹れたてのコーヒーが冷めてしまうのはもったいなさすぎます......!
一眼レフでも撮影は2、3枚程度にしておくためにも、料理が来る前に明るさ調整や、構図を想定しておきます。ササっと撮影して、食べることを楽しみましょう!
写真も文章も、ずっと続けていきたいわたしの好きなこと。撮りためたカフェ写真たちを、記事にすることができて嬉しいです。これからもゆるく発信していきます!
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