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1日の始まりは。

インドでの朝。
早朝4:30頃に起床し
5:00からシャラの前に並んで
自分の順番が呼ばれるのを待つ。

『one more』

シャルミラ先生かサラスワティ先生のその声が聞こえたら
中に入って練習を始めなさい。の合図。

初めてのインドでのプラクティスは
とても新鮮でそしてまだまだ未熟だった私は
終わった後の興奮状態を維持したまま
家に帰ってくることが多かった。

沢山の海外のプラクティショナーと並んで練習をしてると
ビギナーな私でもなんだか様になっているような。。
いつもと違う空間でのプラクティスは
私に沢山の刺激を与えた。

プラクティスが終わって帰ってくると
疲れ切ってしまい
床でゴロゴロしてだらけてしまう。
(しかもインドは暑い。)

しかしそんな事をしてるのもつかの間。
大先生の帰宅と同時に

『ゴロゴロすんなー!帰ってきたら掃除やろ!!!!!』
と怒号を浴びる。笑

インドでの修行は
朝のプラクティスだけでは無かった…

生活を1から見直すことも
このインド生活での修行の一環でした。

暑いのにエアコンなんて便利な
家電があるわけでもない中
家中を掃き掃除し
雑巾掛けをして
テーブルも椅子も外に出して
ピカピカに掃除をする
洗濯物を屋上に干して
使ったマットを干して

ここまでが朝のルーティンだ。

毎朝どんなに練習で疲れていようと

『はい、掃除』
とほうきを渡させる…

その当時の私はインドまで来て
なんで!こんなに掃除しなきゃいけないんだ!
って思ってました。(ヒデキさんごめんなさい。)
しかも履き終わっても
『ここまだ汚いよ?』と小言を言われる。
(ヒデキさんごめんなさい。part2)

始めるまではとても億劫なのに
終わるころにピカピカの部屋を見ると
心なしか自分までピカピカしたように感じる。

大事なのは毎朝起きてポーズの練習をすることじゃない。
それはできて当たり前。
それが大前提で
本当に大事なのはオフザマットでの時間。
そしてヤマ、ニヤマの実践だよ。

今でもインドのお家で
ヤマ、ニヤマを全部言えるまで
毎日抜き打ちでテストされたのを覚えてる。
何度『ちがーーーーーーう!!!』と怒鳴られたか…
(ヒデキさんごめんなさい。part3)

でも今となってはそのお陰で
ヤマ、ニヤマの実践こそが
自分を満たし、
満たされる事で
マットの上での時間も心地よいものになると
理解できた。

言葉の深さは
その人がどれだけ実践してるかでわかります。

行き交う人が多い道でも
自分の目の前にタバコの吸い殻が落ちてると
率先して拾い
神社やお地蔵さんがあれば深くお辞儀をし
困っている人がいたら手を差し伸べる。

そんなヒデキさんの背中を見て
育った私はいつの間にか
掃除が好きになり
常に家を綺麗に保っていようと心がけれる
ようになりました。

言葉にするのは簡単ですが
それを、実践し継続するのはとても
大変です。
心がける事、意識する事
その大切さを身をもって知り
そしてこれからも実践あるのみ。

そんな小姑のようなヒデキさんが
(ごめんなさい×100)
8月より新しいプロジェクトを始動します!

私たちが日々プラクティスをする街
六本木は
ハッキリ言うと

"汚い"です。

酔っ払いが寝転がっていたり
吐いていたり
そこら中に飲んだ空き缶や
歩きタバコして捨てたであろう吸い殻

ですがそんな街でも
毎朝掃除をしている方が
沢山いらっしゃいます。

紅葉坂の途中にある朝日神社の宮司さん達は
毎朝神社の前の坂を下から上まで
ゴミ拾いをしています。
毎朝です。

でも彼らにとってもそれは
私たちの日々のプラクティス同様
当たり前にやっている事
なんだと思います。

そこに感謝をしなければいけないし
少しでも街を綺麗にする事や
自分が通る道だけでも美しく保つ為に
これから定期的にゴミ拾いをしよう!
という運びとなりました。

『STREET CLEAN project』
"OFF THE MAT ON THE MAT
on off なく,常にヨーガである。"
8月20日(日)
🕰️午前9時から1時間弱
📍場所 六本木 HTT周り
を予定します。[雨天中止]
インスタグラム@hanumantempletokyo
でもご案内いたします。

マイソールに参加してからご参加でも
良いですし
ただゴミ拾いだけでも構いません。

ただ実践する。
そして体感し
何かに気付くキッカケにして欲しいです。

ご参加可能な方は
私みき、またはヒデキさんまで
ご連絡ください!
宜しくお願い致します。

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