【ゲーム音楽】ポケモン剣盾のBGMがすごい
「END」まで見たので、そこまでの音楽で印象に残ったものについての雑感
特にBGMや演出を含めて、とてもワクワクするストーリーだった
歴代でもかなり好きなほうの部類に入ってくる
⚠ 過去作品を含むネタバレ注意! ⚠
タイトル画面
ゲームを起動するたびに現れるタイトル画面(初回以外)。
いつものポケモンのあのオープニングテーマとは違い、ここでの音楽は「殿堂入りのテーマ」から始まる。
チャンピオンを倒したあとの祝福として掛かるあのフレーズが、今作では最初から流れるのである。
ブラッシータウン・エンジンシティ・シュートシティ
この三つの町のBGMは、同じメロディが少しずつアレンジされて用いられている。
田園風景、スチームパンク風、近未来都市と、町の発展具合にあわせて三段階で「進化」するテーマ。
この三段階で「進化」していくという特徴は、ともに旅するポケモンそのものを思い起こさせる。
実はこのメロディは、今後も物語の要所要所で現れる。
ゲームをクリアした今、このメロディは「ガラル地方のテーマ」と呼ぶべきだと感じる。
ジムリーダー戦
本作で三段階で「進化」していく曲と言えば、こちらを思い浮かべる人のほうが多いかもしれない。
ジムリーダーの残りの手持ち数に合わせて、一曲に三段階のアレンジが加わるのである。
最初は緊張感のある短調、次は高揚感のある長調、最後は観客の歓声が加わり、スタジアムの興奮はピークに達する。
この曲を単体で聴いたときは「かっこいいけど、いつものジムリーダー戦に比べてローテンポだな……」と思ったものだ。
しかし、ガラル地方のスタジアムの広さやダイマックス戦の壮大さなどの今作特有の演出とともに聴くと、鳥肌が立つほど素晴らしい名曲に変貌した。
技が急所に当たったり、ポケモンが戦闘不能になったりと、戦局が動くたびに歓声が大きくなるのも楽しい。
ムゲンダイナ戦3
ザシアン・ザマゼンタとの共闘レイドバトル。めちゃくちゃ熱かった。
このBGMでも先ほどの「ガラル地方のテーマ」が用いられている。
「ソード・シールドのテーマ」という呼び方のほうがよかっただろうか……。
ホップ戦2(ファイナルトーナメント)
なんだこのラテンなアレンジは! かっこいい!
ホップ君とは闇落ちしかけてたときも一緒に旅をしてきた仲なので、この音楽を聴いてあまりのエモさに泣きそうになった。
もう一度聴くと泣いてしまいそうなので、しばらくお預けにしている。
ビート戦
イントロのベースがとにかくかっこいい。グラジオっぽいライバル感が受け継がれていると思う。
エスパータイプを使っていた彼がフェアリータイプのジムリーダーになるなんてびっくりした。
また似合っているのがいい(竹宮恵子か萩尾望都感がある)。
この地方エスパーフェアリーの複合二体いるし、転向しやすかったのかもしれない。
リーグカードの文章が重すぎるので、初見は要注意。
ファイナルトーナメント
ジムリーダー戦のテンポがはやくなった曲。
アレンジの手法はほとんど変わっておらず、長調になったり大合唱が入ってきたりするのが楽しい。
また雰囲気が違うので、こちらのほうもよく聴いている。
チャンピオン戦
「殿堂入りのテーマ」と「ガラル地方のテーマ」のアレンジという、本作の集大成の音楽。
これはほんとうにいい曲なのでぜひ実機で聴いてほしい。強いチャンピオンだった。
作中の人々はダンデとホップのことを似てないと評することが多かったのだけど、バトル前に頬を軽く叩いて気合を入れるところ、勝負に負けたら表情を見せずに本気で悔しがるところ、本当にそっくりだな~~……。
ギルガルドにタテられてリセットしたり、キョダイマックスの裏でげんきのかけら乱用したりという、ほんとうに塩な試合をガラル中に放送してしまって申し訳ない。
ザシアンorザマゼンタ戦
殿堂入り後に仲間にできるのだが、この音楽もめちゃくちゃかっこいい。
剣と盾がぶつかり合うような金属音、急に入ってくるまどろみの森のメロディ。
もうバトルタワーやランクマッチでしか聴けないのがもったいないくらい。
総評
みんなソード・シールド買おう!
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