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バーチャルレース→リアルレース、流行ってきたねって話

どうも、岡田です。
先週の金曜・土曜は鈴鹿サーキットで、グランツーリスモの大学対抗戦「GTCL」のテクニカルディレクター(進行するためのゲーム操作などする役)をさせてもらい、日曜日は筑波サーキットに行ってロードスターパーティレースに出てる友達の応援と、週末にかけてバーチャルとリアルでレースに関わってきました。

なかなか楽しい週末でした(笑)

パーティレース帰りということもありますが、ふとコーヒー飲んでて思ったことがあるので、暇つぶしに記事書きます。

■遂にMAZDAが動いた

先日マツダのモータースポーツ活動組織(?)「MAZDA SPIRIT RACING」が、グランツーリスモ7を使ったeスポーツ「MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2022」の開催を予告し、昨晩その開幕ラウンドが開催されました。

これは全5戦のオンラインレースを開催し、その有効4戦のポイント上位20名を招待して、2023年の実車レースへの挑戦を目指す…というもの。

https://www.automesseweb.jp/2022/10/28/1029913

冨林が2019年から、僕が2021年からイナトミガレーヂよりパーティレースに挑戦し、他にも菅原選手がTCコルセから2020年より挑戦していて、NiwaRacingさんがグランツーリスモやiRacingなどを使ってマツ耐参戦のオーディションをしていたりと、最近はNDロードスターを使ったレースでeモータースポーツプレイヤーが実車デビューをしてきていますが、遂にマツダが動きましたか!って感じです(笑)

「MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2022」の開催きっかけの一つに僕もなれてたら嬉しいな~とw

興味本位で開幕戦の「筑波×ロードスターNR-A」の結果を見ましたが、ジャン君だったりたつけーてぃーさんだったりかず兄ィだったり
「すでに実車でレースの経験はあるけど本腰入れて実車に挑戦したらどうなるんだろ?」
って気になる人たちから、宮園君とかCR-Vさんとか、
「グランツーリスモで"極み"の走りをする、実車を乗ってるイメージが無い人」
まで色んな人が挑戦されてるので、個人的にこの方々が実車に挑戦する…かもしれない「MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2022」は大注目のイベントです。

「実車に挑戦」ってどんなレースに挑戦するんでしょ?
やっぱり「マツ耐→パーティレース→S耐」かな?

■ゲーマーがレーサーになる「道筋」

一方で、先日のマツ耐富士では「GRガレージトレッサ横浜」のeスポーツ育成プレイヤーである鷲尾拓未君(通称わっしーくん)がイナトミガレーヂから実車レースデビューを果たしました。

彼とは冨林つてでトレッサのイベントで会ったり、一緒にゲームしたりしていますが、実車に挑戦、しかもイナトミガレーヂからということで、冨林・南澤・岡田って10年以上グランツーリスモで付き合いあるメンツで実車レースを始めて来てる所に、後輩が出来たような感じがしていて、すごく応援しています。

彼も「MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2022」に参戦していますが、まあそこで上位20名に残らないと実車に乗るチャンスが無い訳ではなく、それこそ「イナトミガレーヂ」「TCコルセ」「NiwaRacing」と、バーチャル→リアルに挑戦するドライバーを見てきたレース屋さんがいるので、ゲーマーがレースを始める手段って増えてきてるなと感じます。

冨林がレース始める前くらいの時代に実車レースに興味があっても、「ゲームしかしてきてない自分がいきなりレース屋さんに連絡するのはな…」って躊躇するところ、正直ありましたもんね。

そういう意味でも冨林の功績って、結構あるなとは思う…w

ともチェカTV動画内でも触れてますが、バーチャルレース→リアルレースの道筋の1つは出来上がった時代になったと思います。

■「バーチャルの価値」の上げ方

一方で、実車のレースってめちゃくちゃお金掛かるし、本気でやろうとしたら生活は根本から変えなきゃいけないし、趣味の範囲だろうと文字通り命を懸けてやらなきゃいけないスポーツです。

なので、バーチャルレース→リアルレースへの挑戦は素晴らしいことだし、僕も挑戦中で凄い充実感あるし、続けていきたいことなのですが、安易に勧めるのは違うかもしれないなと少し思う所はあります。

やっぱりバーチャルには無い「リスク」が常にあるのがリアルですから。
今は有難いことにゲーマー上がりで「そういう事」が起こってしまった人は自分の知る限りは見覚えありませんが、バーチャルだけで車を楽しんでおくというのも立派な選択肢です。

また、やっぱり出てくる疑問?問題?として、バーチャル→リアルが進むとどうしてもバーチャルの価値の上げ方が難しくなってくるような気もします。

言葉を選ばずに書くとeモータスポーツはモータースポーツを「模した」ものなので、やはり行きつく先はリアルへの進出…っていう風になりますよね。

個人的にはグランツーリスモやiRacingなどのチャンピオンは、他のeスポーツタイトルのチャンピオンと同等に扱われるべきだと思ってるので、他のeスポーツじゃ聞かない「リアルじゃないんだ」って言われないようにしたいと思ってるし、グランツーリスモで凄いことは凄い!(語彙力…)で完結するようになればいいとも思ってます。

本業でイベント企画の仕事をしてるので、バーチャル→リアルが素晴らしい事としつつ、バーチャルの価値を高めて「リアル→バーチャル」も更に進めていくようなことはできないのかなと、頭の片隅でやんわり考えてたりするんですけど、なかなか良い未来像が浮かんでこないんですよね。

すぐに考えつくようなレベルの話じゃないんでしょうけど、考えるのが好きな人はぜひ考えてみてください(笑)


まあそんな小難しいことを家で1人だと考えちゃいますが、昨日のパーティレース観戦は理屈抜きに楽しかったw

小さい時に気軽に・いつでもやれるレースゲームで仲間とクルマ遊びして、大人になってその仲間と実車のレースを通じて遊べてる。
その合間にはやっぱりeモータースポーツで一緒に遊んでる。

それだけで楽しいし、イイじゃんって話なんですけどね(笑)

良く定まらないまま、今回は以上😅

岡田

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