【アセットコルサ】NEO SERIES 2024 Rd.6 蝙蝠峠
どうも、岡田です。
今回はアセットコルサで行われているeモータースポーツシリーズ戦『NEO SERIES 2024』の第6戦・蝙蝠(こうもり)峠戦のレポートです。
個人戦としては全8戦のNEOシリーズもいよいよ後半戦。
前回の第5戦の結果で一時は優位になったポイント争いですが、今回の第6戦の結果によりまたも僅差の争いとなってしまいました。
■ZENKAIRACING 4.1軸シミュレーターで参戦
オンライン戦のNEOシリーズは、DAMD WRX S4を使用し、日本各国に実在する峠コースを舞台に1vs1のバトル形式で転戦するシリーズ戦。
今回もそのスタイルは変わらず、第6戦の舞台は三重県伊賀市の蝙蝠峠となります。
このコースは第4戦の金山観光道路のように狭い旧道という感じではなく、雰囲気的には第3戦の辻の坂峠っぽい雰囲気です。
しかしコース長がとにかく短く、速い選手で50秒を切る、短期決戦のコースになります。
コースの感じは↓の動画も見てもらいつつ…。
更に今回のトピックスとして、僕はシリーズ初のモーション(動くタイプ)シミュレーターで参戦しました!
今回使用するのはZENKAIRACINGのシミュレーターの中でもフラグシップ機となる『ZR-SX400』のGTポジション仕様。
実車のサスペンションと同様の四方4か所のアクチェーターと、稼働中心点を司るパーツで構成される『4.1軸モーションシミュレーター』と呼んでいるものです。
更に、このZR-SX400には『SIMUCUBEアクティブペダル』という、現在存在するシム用ペダルで最も高額なペダルが搭載されています。
このアクティブペダル、何が凄いってアクチェーターでペダルからの『振動』を再現するんですね。
特に今回使うWRXのようなABS搭載車は、しっかりとABS作動時の感覚が足に伝わるので、もう乗り味が実車です。
超ハイエンドペダルデバイスなのですが、山形県にある『FORESTA』や、石川県にある『Pista』といったシムショップで体験できるので、是非踏んでみてもらいたい一品です。
■セットアップをコピー
そんな訳で、使うシミュレーターとしてはこれ以上ないもので参戦することが叶いましたが、今回の蝙蝠峠ではセットアップに大苦戦しました。
とにかく中・高速S時の動きが悪い。
そして低速コーナーではトラクションが掛からない。
大会前日には実車のVITAレースでもセットアップの助言で優勝に導いてくれた兒島氏に相談し、セッティングを色々考えてもらいましたが・・・。
どうやっても上手く行かず、兒島氏は倒れてしまう始末。。。
最終的に、練習サーバーで一緒に走ったランキング2位で今回めちゃめちゃ決まってる感じだったドリテン選手の車をスクショしまくり、セッティングを読み取ることにしました。
元の自分のセットに比べ、車高はフロント高め、キャンバーは前後とも起き気味であることを確認。
方向性の参考にはすることができて、走りやすさ、平均タイムも良くはなりましたが、それでもドリテン選手と一緒に走るとまだ後れを取ってます。
結局、自信は持てないままNEOシリーズ第6戦本戦を迎えることになりました。
■Best32 vsはちわれ選手
NEO SERIES 2024 Rd.6のトーナメント組み合わせはこのようになりました。
全27名の選手が参戦。
初戦・ベスト32のお相手は はちわれ選手となります。
1本目は後追いからスタート。
1コーナーから近い距離を保ったまま最後まで走り切り、先行の2本目では4~5車身程のリードを保ちフィニッシュ。
まずは初戦を勝ち抜くことが出来ました。
■Best16 vsドリテン選手
二回戦でなんとランキング2位のドリテン選手と当たることになりました。
ここで負けると17点しか獲得できず、シリーズランキングで追うドリテン選手にとっても、守る衛にとってもターニングポイントとなる1戦です。
まずは後追いとなる1本目。
手応えとしては、思っていたよりは離されずに食いつけた…と思いました。
スタート直後と1コーナーで、少し間合いをミスって軽い接触がありましたが、そのくらい食らいついていかないとブッちぎられると思ってましたし💦
続く2本目先行。
全力で逃げるしかないので逃げましたが、もうビッタビタに張り付かれたままでした。
最後余計なスライドしてフィニッシュしましたが…それが無くとも結果は見えてたでしょう。
完敗でございました。
ドリテン選手はその後も勝ち抜き、今大会優勝となりました。
なんというかもう、今回別格でしたね。
練習から異常に決まってたので、文句なしです。
ということで正式なシリーズポイントランキングは公式の発表を待ちますが、まだランキングトップは守っているものの、ドリテン選手とは4pts差に縮まったのではないかなと思います。
いや~やれることは全てやったつもりで、勝負所で負けたのは「悔しい」というより「どうにもならなかった」って感じですが、残り2戦、どうにかしてランキングトップを守って終わりたいと思います。
今回は以上!
岡田