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10月の美瑛〜富良野〜旭川〜東川町の2泊3日の旅

10月の三連休、ずっと行きたかった美瑛〜富良野〜旭川〜東川町を旅行した。

美瑛町・色彩の丘

美瑛〜富良野〜旭川〜東川町は、車があれば意外にも近く、2泊3日でまわれてしまう。
初日は、美瑛町の色彩の丘をおとずれた。10月はオフシーズンのため、なんとチケット代がかからない。「感動した人は応援してください」と募金用の看板が出口にかざってあるだけだった。本州の私からすると、インバウンドも多いので、700円払ってでも人は来るんじゃないか?と思ってしまった。
それくらい、晴れた空の向こう側にみえる十勝岳と色鮮やかな秋の花々のコントラストがすがすがしい。まだ10月頭だが、もう山の頂上にはうっすら初雪が観測されたそう。

ケンとメリーの木

その後、白い恋人のパッケージでも有名な「青い池」にむかった。11月からは夜に、ライトアップもされるらしい。

美瑛町「青い池」

その後、中富良野町へ移動した。富良野といえば、メロンとラベンダー。そこで、オフシーズンだがラベンダーを見納めるため、ファーム富田へ。
噂でもきいていたが、ここのラベンダーソフトクリームはほんのりラベンダーの香りと味で絶品なので、ぜひ一度食べてほしい。中では、ラベンダーグッズもとりそろえている。

中富良野町「ファーム富田」

宿泊は、「ふらのの丘」という山の中にある木造のゲストハウス。まだ10月なのに外は昼でもコートを切るほど寒かったが、部屋の中はぽかぽか暖かく、オーナーの老夫婦も優しくてほっとできる空間。
とくにここの朝ごはんは、晴れた空、空気の澄んだ十勝岳を目の前に、ベランダで富良野メロンなどがでてくる。自然の中でのっぺりと進む、ほんとうに贅沢な朝ごはんの時間。
北海道の秋を凝縮したような空間だったので、北海道初心者の方へ、ぜひおすすめしたい場所になった。

ふらのの丘
ふらのの丘の朝ごはん

そして、次は上富良野町へ移動した。途中で、上富良野八景に立ち寄り、その後ニングルテラスにいった。いかにも森の妖精が住んでいそうな静謐な空間だ。夜は、ライトアップもされ、また別の姿らしい。
森の中だが、不思議と虫がいない気がした。森の中にたたずむ小さなログハウスたち。個人的には、ここで地産のクラフトビールや富良野ワインがたしなめたら最高だなと思う、そんな雰囲気だった。

上富良野八景
富良野町・ニングルテラス

続いて、富良野町にいき、富良野チーズ工房へ。ここのピザは、注文してから窯で焼き上げるため、出来上がるまで20分くらいかかる。それでも、やはりチーズの濃厚さがたまらない。くせになりそう・・。

富良野町「富良野チーズ工房」

そして旭川にもどり、上野ファームへ。イギリスの庭園をイメージした庭園だそう。中は、ハローウィン模様だった。旭川の都会を忘れさせる、なんだか富良野のような空間だった。

旭川「上野ファーム」

最後に、東川町へいった。最近移住者の増えている、写真のまち東川だ。ちょうど高校生による写真甲子園がやっていたので、見に行くことに。ただ、街中を歩いていても、本州の私からするとそこまで「写真の街」といえるような代表的なスポットはなさそうに思えた。これは、ぜひ現地の方にも聞いてみたい。

写真のまち東川町

東川町といえば、よく手の込んだ雄大な棚田の写真をよく見かける。ただ、今回は夕暮れ時でとりそこねてしまったので、旭川上野ファームからみた棚田の景色を拝借。道内第二の都市の旭川は、札幌と違い、いわゆる栄えているのは駅前だけで一本道をはさむと、意外と道内ほかの小さな町のような景観だ。

旭川

今回は富良野を中心に北海道の秋を堪能した。北海道の秋はあっというま。ぜひ、2泊3日などで複数観光地にいかれることをおすすめする。秋晴れと十勝岳頂上の積雪、地面にゆれる秋の花々がうつくしかった。またこの季節に訪れたい。

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