第22回APD当事者交流会レポート

第22回APD当事者交流会

2023年4月20日に開催した第22回APD(聴覚情報処理障害)当事者交流会レポートになります。

定員16名に対し、20名に申し込みいただきました。キャンセル等あり当日の参加者は6名でした。スタッフは4名参加。

今回は「APD/LiDオープンチャット」が2023年4月20日で3周年を迎えるので、記念のオフ会みたいな感じで企画してみました。

また、今回は初めての試みで発達障害などに関わるピアサポート活動を行っている「Neccoカフェ」で交流会を開催しました。

当イベントは感染拡大予防対策を講じて実施しています。流れとしては、自己紹介をしてから交流会としました。

【交流会の話題】

・自身の仕事について。
・電話対応について。
・APDの書籍について。
・メモを取るようにしている。
・ワーキングメモリーが低い。
・発達障害の傾向がある。
・どこで診察をしてもらえるか。
・自分にとって向いている仕事。
自分のやりたい仕事について。
・APDの情報収集について。
・「こんなに近い距離なのに聞き取れないの?」と言われた。
・きょこさんの書籍を上司に渡して合理的配慮(電話対応免除)をしてもらった。
・優先順位をつけることが苦手なキャラクターだとまわりに認識してもらっている。
・電話は女性の高い声だと聞き取れるが、男性の低い声は聞き取りづらい。
・福祉業界だと合理的配慮を受けやすいかもしれない。
・どんな職業がAPDに向いているのか。
・同僚からの話を別の意味で捉えてしまう。
・東京で親子限定の交流会を開催するのはどうか。


【感想】

・人の数だけ体験談があり、参考にできることが多くてよかったです。
・みんなふつうに見えたので、なかなか外からはわからないと思った。
・他の人の仕事やプライベートでのAPDの悩み、工夫、マインドなどがたくさん知れてよかった。
・まずは正直に職場で症状について話してみようと思った。
・仕事での対策やクリニックの話が印象に残った。


まとめ

ご参加いただいたみなさま、平日の遅い時間からお越しいただき、最後まで残ってくださりありがとうございました。2時間では話足りないこともあったようで、交流会終了後もほとんどの参加者さんが残ってくださりました。遅い時間まで会場を使わせていただきましたNeccoカフェさんにも大変感謝しております。

次回のイベント開催の予定は未定なのですが、5月は三重県の当事者交流会会にお声掛けいただいたので参加します。


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