自分のゲーム体験の源流とゲーム志向の話

さくっと寝るつもりで居たのにぶわっと湧き上がってきたからざざっと速度優先で書いて床に就きたい。30分くらいで仕上げて投稿したい(今24:15)。

■はじめに

なんの話かというと、最近自分の中でモチベーションの高いアクティビティというのが焚き火とかコーヒーポタリングとかいわゆるゆるめのアウトドア、デイキャンプとかのアクティビティだったりするんですがそこがちょっと不思議で。元々寝る時間を惜しんでゲームばかりやるような生活だったのに(MHW:IB購入直後に一日30時間くらい遊ぶとかね)自分でも珍しいくらい「ゲームで遊ばない」タームに入っているな、と。

そこで、じゃあなんでそっちに倒してるんだ、っていうのを整理したのが今回のエントリです。

結論を先に言うなれば、ゆるめのアウトドアでやっているギア選択が、これまでゲームで楽しんでいたキャラクターメイクでありパーティーメイクであり、ゆるめのアウトドアでそうした欲求を解消できていたんだな、と。

■自分のゲーム体験の源流はパーティーメイクの「Wizardry」

さて、改めて話の走り、自分のゲーム体験の源流から書いていきます。

以前Wizardryの歩き方、なんてエントリを書きましたけれども。そこでもあれこれ書いたくらいにWizardryが好きなんですよ。

自分がWizardryに始めて触れたのは小学4年生のとき。そのとき始めて本格的にRPGに触れたんだと思います(その時点ではDQもFFも未プレイ)。Wizardryの何が楽しかった、というのは先のエントリにもアレコレ書きましたけれど、そこでもびみょーに触れている話ではあるのですが、やっぱりキャラクターを作って役割分担をする、という所謂ビルドの部分が特にツボだったんだろうなと思うんです。

思い返せば、当時も自分なりにあれこれ考えてパーティーを組むのを楽しんでいたんですよ。種族の得手不得手を考えて得意な職業でパーティーを組む。バランスが悪いと結局先に進めないので、迷宮を深く潜ることのできる組み合わせを模索する。その結果が先のエントリで書いたような4人旅とかなんだなぁと。

■次にはまったのはキャラクターメイクの「Nethack/変愚蛮怒」

自分のゲーム体験の歴史の中で、次に来るものと言えば…いやまぁUltimaとかもあるんですが(小学6年生の時にUnderworldをプレイ)それはさておき。中学生の頃からはまり始めたRoguelikeゲームですね。特にNethack変愚蛮怒

シレンもある程度遊んではいたんですが、そこまではまらず(一応フェイの最終問題はクリアした)、どっぷりはまっていたのはいわゆる@なRoguelikeでした。未だにアイコンに使うくらいに@なRoguelikeは今でも好きです。

これらのゲームがトルネコやシレンなどの(特に当時の)不思議なダンジョンシリーズと違うのは、キャラクターに性格や種族、職業を設定する必要があり、選び方によって得意な武器が変わるだけではなく、ステータスの伸びや使える魔法や特殊能力なんかもまるっきり変わってくるところでした。

Nethackであれば、今回は男性人間秩序の侍で遊ぼう、グレイスワンダーと刀の二刀流で遊ぶんだ、とか。同じ侍でも今回は村正でどこまでいけるか試してみよう、とか。変愚蛮怒であればいのちしらずな野蛮人剣術家で鍛冶師アウレのウォー・ハンマーで27d3で殴るんだ、とか(雷撃鷲爪斬の倍打の乗り方間違ってるかも)。影フェアリー混沌の戦士なら報酬のザルクスラをデメリットなく使えるから試してみよう、とか。

本来Roguelikeって、その都度その都度手に入るアイテムを臨機応変に駆使しながらクリアを目指すのが醍醐味なのだと思うのですが、自分は最初に決めたビルドで自分の描いた筋道の通りにクリアするという楽しみ方でした。もちろん進行によってはある程度プレイスタイルを変更することもありますし、そもそも運に見放されれば思い通りに進めることもままならないわけですが、それでも基本的には自分の最初に決めたビルドの通りに遊ぶ、というところに自分は楽しみを見いだしていました。

■ゆるめのアウトドアに見いだしている楽しみは「ギア選択」

で、時は流れて今現在。自分がゆるめのアウトドアに見いだしている楽しみって何かというと自分の手持ちのギアを上手い具合に組み合わせて目的を達成するっていうところで。目的というのもそんなたいそうなものではなく、それこそ例えば目的地でコーヒーとスイーツを食べるくらいのものだったり、焚き火で暖を取りつつおでんを温めて食べるくらいのものだったり。些細なものです。

あー、ちょっと違うな。設定した目的を達成するんじゃなくて、手持ちのギアを上手く組み合わせてより良い結果を得る、ということ自体が目的になっているんだ。例えば手持ちのギアで絶妙なスタッキング(荷物同士を上手く入れ子にしてできるだけ隙間なく持ち歩けるようにすること)を実現しつつ、設定した目的を達成できる最小限のギアを選ぶ、とか。そしてその結果として得られるように設定されているのが目的地でコーヒーとスイーツを食べるであると。

で。自分にとってこのギア選択というのがまさにキャラクターメイクでありパーティーメイクなんだなぁと。自分がゲームに求めているものというか、ゲームに感じる楽しさの要素というか。

そうした要素を今現在はゆるめのアウトドアで解消しているから、ゲーム自体をそこまで遊ばなくなったのかなー、というのが改めてこのエントリの結論となります。

■おしまいに

実際にはWizardryの一つ手前に幼稚園~小学校上がりたての頃に近所の兄ちゃんたちと遊んだ勇者ごっことかがあるんだろうなぁと思ってます。あとそのときの自分たちだけの居場所、秘密基地感というものも、自分の求める楽しさの要素の一つなんだろうなと。ちょうどゆるめのアウトドアだと、タープ張りにそのあたりの秘密基地感を覚えていたりもするので、そのあたりも相まってゆるめのアウトドアに熱を上げてるんだなぁ自分。たぶん。

というわけで自分がゆるめのアウトドアにはまってゲームを遊ばなくなった理由を自分のゲーム体験の源流まで遡ってあれこれ整理してみたわけですが。自分の中ではいろいろ腑に落ちるところに至ったのでよかったなぁと。

もちろん、それこそホロメンのゲーム実況を見ていてゲームで遊んだ気分になっているというものとか、複合的にいろいろあると思います。単純に一日30時間ゲームで遊ぶ時間と体力が無いから、ということとかも。

まぁそうしたあれこれはさておき、以前ほどゲームで遊ばなくなった自分に心変わりしてしまったかのような不安なものをちょっとだけ覚えていたんですけど、蓋を開けてみれば結局今も昔も同じことで楽しんでいるだけで一安心しました、というところでとっぴんぱらりのぷぅ。

■おしまいのおしまいに

Ultimaの世界観に惚れ込んだ話とか、初めて遊んだスーマリ1によって横スクロールACT、面クリア型ACT志向が決まった話とか、そういう話も今度書けたら書こうと思います。いやもう8つの徳の概念と、ルーンと秘薬の概念、めちゃくちゃ好きなんですよ…

で。現時点で25:05。うーん、予定時間を20分オーバー。結果3000文字オーバーまで膨れあがったし仕方ないか。それではおやすみなさい。

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