生地・製品の評価方法の教科書〜基礎から応用まで
レザーの評価
ジャングルテスト
ソフトレザーの品質の評価には、ジャングルテストという評価があります。ジャングルテストとは、人工的に湿度95%、室温70℃の空間中に皮革製品や素材を放置して劣化を促進させ、耐用年数や劣化状態を評価する劣化促進テストです。ジャングルテストの1週間は一般家庭で使用されたときのほぼ1年分に相当するといわれており、ジャングルテスト10週間が合格基準となっています。
ポイント✔
ただし、車のシートなどの室内に置かれる製品評価には向きますが、実際に外で放置するような製品の評価には適していません。
そのため、カバンなどはジャングルテストの結果より早く劣化する傾向にあるはずです。
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