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shinsukesugie
第2章 その①
怒涛の入院生活
~中高の学年主任は「やさしさ」など微塵もないヒトで、中3の修学旅行に行かない、と言ったら安堵の表情を浮かべ、さも、修学旅行に行ってほしくなかった、という顔をしたんだ、されたんだ!
その学年主任は、私が高校を退学する時、母に「よく説得しましたね!!」と真顔で言ってきたんだ。
辞めたかったわけじゃないんだ!
辞めざるを得なかった、辞めなくて済むようにこちらからお願いしても、何も手を打ってくれなかったからじゃないか!
2回目の入院のことだよ。
医者の処方が悪くて、どんどん私の具合が悪くなり、一日に何十錠も飲んで、ほとんど意識がなかった、といえるんだ。
たまに復活して幽霊のよう…。
親は毎晩のように看護師に呼び出されたんだ。
それは、看護師がカウンセラーでもないし、チーム医療として成り立っているわけではないのに、勝手に話を聞いて「お母さんのせい」にしたからなんだ!
「お母さんのせい」と言えばまだまだあるぞー!byしば犬1号
医者はまだ新人なのに、どんどん具合が悪くなっていく私をたった一人で診ていたんだ。
本来なら上にベテランの医者がいて、新人の医者の面倒をみていなければいけないはずだよね。
それなのに、「お母さんが厳しすぎるから」と母のせいにされたんだ。
食べることができなくなって栄養は点滴でとり、ほとんど起きることはなく、このままでは本当に死んでしまう、と両親、特に母が憤り、なんとか転院する事ができました。
どうしてくれるんだ!ぼくのお姉ちゃんが死んじゃったら!!byしば犬1号
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