妊娠について...1

この世の中妊娠について本当に理解している人はどれだけいるのだろう？
と、考えるような出来事があった。

私が発したとあるコメントが炎上して
と言っても圧倒的にいいねと賛同してくださる方が多く、千人近い人がいいねしてくださっていた。
しかし私が発したコメントに対してきちんと理解できてない人のコメントから、炎上してしまっていた。

炎上した理由。それは
私のコメントを
避妊しないで妊娠した責任が男性にだけある
と思い込んだ男性側目線のコメントだった。

私にしてみればそれはとんだ飛躍だった。

とある人の発信のなかに、ある程度の背景がありその上で発した私のコメントに対して、あまりに短絡的すぎる返信だったので、私はスルーしていたのだが、
他の人達が返信されて、炎上していた。

もちろんコメントを入れた私に責任があるわけで、私はすぐにそのコメントを削除した。
とある人にだけ、伝わってくれれば良かったからだ。

そのとある人は、数人子供がいる女性で、
再度妊娠してしまったが、
旦那さんからは金銭的に無理だから降ろしてと言われたそう。
女性の産みたい気持ちを慮りもせずに、一方的に降ろしてと言ってきたそうだ。

この話は、たぶん比較的よくある話なんだろうと思う。知人も、四人目は厳しいから降ろしてほしいと旦那さんから言われて降ろしてしまったことを、40年経ったいまでも後悔していると話していた。

私がこのとき1番言いたかったことは、
堕胎した女性がどれだけ身も心も傷付くのかということは、男性は違う生き物なのだから絶対に解らないのだ。寄り添うことはできても、解ることはできない。
それに、子供を産む事ができるのは、今の世界では女性だけ。子供を産む事が、どれだけ大変な事か、どれだけ体に負担をかける事かを、理解できていない。当たり前だが、できる訳がない。

もっと言うと、世の中に、生を生み出すことができるのは女性だけなのだ。世の中を良くも悪くするのも、女性が生を生み出さなければ、なし得ないことなのだ。

つまり、女性が妊娠すること自体を、あまりにも簡単に考える男性が多いことに対して私は言いたかった。

この女性には、妻として旦那さんに対して、きちんと間違っていることは間違っていると伝えてほしいこと、
また夫婦できちんと話し合うのはもちろん、
他の子供達も含めて話し合って欲しいと伝えた。

そうしたら、避妊しなかったのは男性だけが悪いと私が言っている

と過大解釈も良いところなコメントと、それに対していいねを押す人が数人いた。

私は全くもって
避妊をしなかったことを男性だけが悪いなんてことを一言も言っていない。
それをそう解釈した人は、

申し訳ないけど女性蔑視にも程があると言いたい。

私は過去に元旦那から
レイプをされた事があり、それがきっかけで離婚をした。
この事実は子供達は知らない。

けど、夫婦という狭い空間で
そのような事が起きてしまう事もわからない人から、そうした返信がくるのは、
想定外だった。

妊娠を軽んじている世界の中に、私たちは生きているんだ

と感じずにはいられなくなった。