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#ネタバレ 映画「ようこそ映画音響の世界へ」

「ようこそ映画音響の世界へ」
2019年作品
音は映画の半分だった
2020/9/23 17:06 by さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私の映画レビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

これは音の「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」ですね。

私だけかもしれませんが、まったく映画の勉強をしていないので、アニメや特撮映画なら音の加工が必要でも、普通のドラマは生音を録音するだけだと思っていました。

映画「トップガン」の戦闘機の音も、本物の戦闘機を使っているのだから、その音を使うだけだと。

しかし、映画「トップガン」ですら、そのままを使うのではなく、加工することでさらに迫力を出していたのです。

しかし、昔みたいに「豆を転がして波の音を出す」みたいなアナログ作業は少なくなっているので、「タネ明かしをされてビックリ!」みたいなことは少なく残念でした。

★★★

追記 ( ロックとウィーンフィル ) 
2020/9/23 22:29 by さくらんぼ

>しかし、映画「トップガン」ですら、そのままを使うのではなく、加工することでさらに迫力を出していたのです。(本文より)

若いころオーディオショップへ行ったら、高級品が置いてあるブースから、ロックが聞こえてきました。

見ると、当時の私には手が届かない、国産メーカーの最高機種のスピーカーが鳴っていました。ドライブしているアンプも当然に高級品でしょう。

しかし、正直に申しまして、私は違和感を感じました。

「音が滑らか過ぎた」のです。

人工的に歪さえ付け加えるロックの音は、もっとザラザラ、ゴツゴツしていたほうが、ロックの魂を伝送できるように思いました。

ウィーンフィルを真空管アンプで聴いているわけではないのですから。

少なくとも私の嗜好では、オーディオは、単にhi-fiであれば良いというものでもないのです。その音楽の魂を感じさせてくれる音が必要です。

だから、いくらhi-fiの時代になっても、クラシック向きのスピーカーと、ジャズ・ロック向きのスピーカーを、マニアは欲するのでしょう。

そんな事を、映画「トップガン」のエンジン音の加工の話から思い出しました。

追記Ⅱ ( 16ビットと24ビット ) 
2020/9/24 19:58 by さくらんぼ

専門的なことは知りませんが、CDには16ビットの普通のものと、24ビットなどの高音質のものがあります。

初めて24ビットのCDを聴いた時、(失礼ながら正直に表現すれば)違和感を感じたものです。

それは幼いころに、初めてディズニーアニメの動画を観た時と同じ感触でした。TVで荒い動きの日本アニメしか観たことが無かった私には、ディズニーアニメの滑らかな動きが異様に感じました。

それと同じで、24ビットの音の滑らかさに違和感を感じたのです。

映画の中に在る音も「リアルでありさえすれば良い」というものではないのでしょう。

追記Ⅲ ( いろんな嗜好がありました ) 
2020/9/26 6:48 by さくらんぼ

この映画「ようこそ映画音響の世界へ」で驚いたシーンの一つは、女性の技術者が、「昔、ラジオドラマを聴いて、馬の足音に感動し、『うわ~私もこんな足音を作れるようになりたい!』と思いました」と、映画音響の道に入ったきっかけを話したことです。

言葉は適当ではないかもしれませんが、昔から「蓼食う虫も好き好き」とか申しまして、だから多くの人が恋愛をすることも出来るのですが、「馬の足音」にも感動する女性がいるのだということに、いたく感動したのです。

追記Ⅳ 2023.4.26 ( 善意の発言でしたが・・・ )

そう言えば、昔こんな事もありました。

知人のおとなしい女性が、意外にも、男性オタク的というか、ニッチな分野の本を読んでいたのを見つけ、その驚きを、好感を持って本人に表現したことがありました。

私は彼女を好きでも嫌いでもなかったから、率直にそのようなことを言えたのですが、どうも、彼女の方は密かに私に好意を持ってくれていたようで・・・それで誤解を与えて、迷惑をかけてしまったようです。

だから、リアルで「馬の足音」に感動する女性を見つけても、不用意な発言は慎もうと思います。


( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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